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モーター スポーツ コラム 2022年10月14日

観て楽しい、走る側も楽しいアジアのGTが帰ってきた。GTワールドチャレンジ・アジア復活初年度は成功裏に終わる

SUPER GT by 平野 隆治
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GTワールドチャレンジ・アジア

コロナ禍に揺れ、多くの制限が伴った2020年〜2021年。モータースポーツ界では、渡航制限の影響を大きく受けながらも、世界的になんとかシリーズの開催を成し遂げ、それぞれにドラマが繰り広げられてきたが、モータースポーツ界のなかでも、最も影響を受けたシリーズのひとつと言えるのが、GT3カー、GT4カーで争われるファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSだ。2022年はそんなシリーズが復活を遂げた一年となったが、日本チームを中心としたシリーズ再編により、成功裏に終える一年となった。

ヨーロッパやアメリカでも同様のシリーズが開催されているGTワールドチャレンジのひとつとして、もともとマレーシアやタイ、中国などがメインで開催されており、日本では年間1〜2戦が開催される程度だったGTワールドチャレンジ・アジアだが、コロナ禍による渡航制限が大きな影響を及ぼし、2年間シリーズを1戦も開催することができなかった。

そこで、シリーズを運営するSROモータースポーツ・グループが目を付けたのが日本。中国の入国が困難な状況が続くなか、SROは「どの国にいちばんGT3カーがあるのか?」を考え、至った結論が第1戦をマレーシア、第2戦から第5戦を日本で行い、第6戦をインドネシアで開催するカレンダー。さらに日本での4レースに参加する日本人ドライバーを擁する日本チームを対象として、『ジャパンカップ』と呼ばれるシリーズ内のカップをかけた。

 残念ながら最終戦のインドネシアがキャンセルとなり、シリーズは9月23〜25日に行われた岡山国際サーキットでの第4戦がラストとなったが、シリーズ全体を総括するならば、今季のSROの試みは“成功”と言えるだろう。第2戦の鈴鹿から、非常に多くの日本のエントラントが参戦。第1戦のマレーシアが8台のみの参戦だったのに対し、毎戦20台を越えるエントリーを集めたからだ。

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