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モーター スポーツ コラム 2022年9月13日

思いがけない戦い、結果が予想されるSUGO大会

SUPER GT by 秦 直之
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その一方で、前回5位に甘んじた、MOTUL AUTECH Zの存在も見逃せない。サクセスウエイトが44kgだということ以上に、何か今年のGT500クラスはドラマチックな展開になりがち。ペナルティポイントの累積で4グリッド降格が決まったばかりではあるが、それを跳ね除けて前回のリベンジを果たす、というのは最高のストーリーであるまいか?

ミッドシップにSUGOは相性良さそう。となれば、そろそろあのチームが?

今シーズンツキがないARTA NSX GT3はリベンジなるか!?

前のレースのリベンジを果たす、というのは前回のGT300クラスにも見られた光景だ。富士でトップを走りながら、タイヤトラブルで涙を飲んだ、谷口信輝/片岡龍也組のグッドスマイルAMGが優勝を飾ったからである。

過去に2度もチャンピオンを獲得しているコンビである。常勝というイメージもあるが、実に5年ぶりというから、少々意外ではあった。これでランキングでも5位に浮上し、トップとの差は14ポイントであるから、その最後に勝った2017年以来となるタイトル奪還も、あながち夢ではなくなってきた。が、それにしてもウエイトは72kg、ここは手堅く行くしかなさそうだ。

そして昨年、SUGOで優勝を飾っているのは? 井口卓人/山内英輝組のSUBARU BRZ R&D SPORTである。コーナリング自慢のマシンであり、なにより山内が非常に得意としているコースである。しかし、ランキング3位で、サクセスウエイトは89kg。ここも今回ばかりは、厳しい戦いを強いられそうだ。

そこで、改めて振り返ってみると、SUGOとミッドシップ車の相性も悪くない。そこで、サクセスウエイトに苦しんでいないチームといえば……。いた! 武藤英紀/木村偉織組のARTA NSX GT3が。わずか3kgである。しかし、ランキング30位とは、意外な感もある。絶えず存在感はアピールしているからだ。速さはあるが、単純にツキがない。上位を争いながら、アクシデントに見舞われたり、トラブルを抱えたりの連続であるからだ。リベンジ達成、そうなれば最高のストーリーだ。

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