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モーター スポーツ コラム 2022年6月17日

スーパーフォーミュラ2022 第5戦 プレビュー ~シーズン折り返しのSUGO戦、早くも大一番か?~

SUPER GT by 吉田 知弘
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スポーツランドSUGOはピット棟などの改修後初の4輪ビッグレースとなる。

先日のル・マン24時間レースでは、初の総合優勝を飾った平川。このSUGO戦は帰国直後のレースとなり、多忙な状況下での参戦となるのだが、世界三大レースのひとつを制した流れは、確実に活きることだろう。それだけに、彼の今週末の走りから目が離せない。

一方、少しずつ追い詰められた感のある野尻。SUGOは自身が初優勝を飾った地であるほか、過去にも力強い走りを何度も見せたコースだが、平川とは対照的にレースペースの部分に課題を感じている様子。現状を見て、本人は「僕たちの方が劣勢かもしれません」と、オートポリスを終えた後に語っていた。SUGOでどれだけ踏ん張れるかは、後半戦のことを考えても重要な要素。ある意味、追い込まれ始めた状況下で、昨年のような他を圧倒する強さを再び引き出すことができれば、失いかけた流れを取り戻すことができる。まさに“大一番”となりそうだ。

それでも、今年の野尻を見ていると、レースウィーク中に何か歯車が噛み合わないことが起きても、冷静に対応をして結果につなげていっている印象が強い。昨年チャンピオンを獲得した経験というのが、活きているのだろう。迫り来るライバルに対して、どう立ち向かうのか……こちらも見逃せない要素だ。

もちろん、チャンピオン獲得を狙っているのは野尻と平川だけでない。その他のドライバーたちも、チャンスはまだまだ残っている。残りのレース数を考えると、ここSUGOで好結果を残して、後半戦への足がかりとしたいところ。ランキングトップを争う2人を差し置いて優勝できれば、流れも大きく変わるに違いない。

SUGOはシリーズの中で、もっともコース全長が短く、全体的に狭さを感じるサーキット。そこでトップの座をかけて、例年以上に激しいバトルが展開されそうだ。

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文:吉田 知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

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