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モーター スポーツ コラム 2022年6月17日

スーパーフォーミュラ2022 第5戦 プレビュー ~シーズン折り返しのSUGO戦、早くも大一番か?~

SUPER GT by 吉田 知弘
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ル・マン24時間レースのウィナーとなった平川亮。

開幕戦から毎回熱戦が繰り広げられている全日本スーパーフォーミュラ選手権2022。早くもシーズンの折り返しとなる第5戦を迎える。舞台となるのは宮城県にあるスポーツランドSUGO。今回も、シリーズチャンピオンの行方を占う上で、見逃せない超重要な1戦となりそうだ。

今シーズンは、予選がQ2までの2ラウンドノックアウト方式に変更され、決勝レースも全7大会10戦で争われる形に変更されたが、序盤戦から頭ひとつ抜け出た走りを見せているのは、昨年のチャンピオンである野尻智紀(TEAM MUGEN)だ。特に予選一発では、ライバルも“お手上げ”に近い状態で、第2戦から第4戦までは3戦連続でポールポジションを獲得する脅威の速さを披露。決勝でも第2戦富士での優勝を筆頭に、第1戦と第3戦で2位に入るなど、“強い”と言われた昨年を凌ぐ安定感をみせている。

このまま野尻がリードを広げ、自身の2連覇達成に近づいていくシーズンになるかと思われたが、そのままで終わらないのが今のスーパーフォーミュラ。第4戦オートポリスでは、対抗馬として名乗り出る者が現れた。平川亮(carenex TEAM IMPUL)だ。

第1戦富士では、野尻との攻防戦を制し優勝を果たすと、第2戦でも2位表彰台を獲得。そして、5月の第4戦オートポリスでは8番手スタートから1周目で一気に5台をパス。その勢いで、トップを走る野尻に追いつくと、ピットストップの戦略で逆転を果たし、誰よりも早く今季2勝目を達成した。これで、当初は20ポイント近くあった野尻のリードは一気に減少し、第4戦終了時点で野尻67ポイントに対し、平川60ポイント。いよいよ射程圏に捉えたと言える距離だ。

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確実に流れを手繰り寄せている感覚がある平川だが、彼もトップ攻略に向けて課題はある様子。特に予選一発の速さを改善しないといけないと語っていた。今回の舞台となるSUGOはレース中のオーバーテイクが非常に難しいため、予選のポジションが重要になるほか、トップ3にはポイントも与えられる。決勝でのペースが安定している分、予選でのパフォーマンス向上が急務となりそうだ。

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