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モーター スポーツ コラム 2022年5月18日

SUPER GT第2戦レビュー いま一度、全員が戒めなければいけない時

SUPER GT by 吉田 知弘
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SUPER GT第2戦

富士スピードウェイを舞台にして行われた2022年のSUPER GT第2戦。新型コロナウイルス観戦拡大に伴い、ここ1、2年はゴールデンウィーク期間中に緊急事態宣言が出され、レースも入場人数やイベントを制限するなど、さまざまな対策がとられていた。

今年は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令もなく、サーキットへの入場制限が解除されたほか、イベント広場では、ソーシャルディスタンスなどに十分配慮した上で、レースクイーンが登場するスポンサーPRステージや、ドライバートークショーなども実施された。それでもコロナ前のような動員数とはならなかったが、決勝日には4万4000人ものファンが、サーキットに詰めかけた。

レース前にはエアレース世界選手権に参戦する室屋義秀が、迫力あるデモフライトを披露するなど、少しずつコロナ前の雰囲気に戻りつつあるように感じられた。

しかし、そんな華やかな雰囲気はレース59周目に起きたクラッシュでかき消され、日が暮れる頃になると、富士スピードウェイは異様な空気に包まれることになろうとは……。

GT500クラスのトップ3台が接近戦のバトルを繰り広げている中、メインストレートでスロー走行をしていたGT300車両を避けようとしたNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL Zが挙動を乱し、外側のガードレールに激しくクラッシュ。マシンは原型をとどめないほどに大破した。

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詳しいデータは公表されていないが、ぶつかった時のスピードは、おそらく時速250kmを超えていたことは間違いない。ガードレールも数メートルにわたって折れ曲り、衝撃の強さを物語った。

あの瞬間、メディアセンターにも多くの記者が戦況を見守っていたが、全員が『あっ!!』という叫び声を発したとともに、まるで時が止まったかのように、静まり返った。

筆者は、いつもノートにレース展開の詳細をメモしているのだが、

『L59(59周目)、T0(メインストレートという意味)、3クラッシュ』
『1643(16時43分)、赤旗』

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