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モーター スポーツ コラム 2021年9月8日

SUPER GT第5戦プレビュー|2年ぶりに繰り広げられるSUGO決戦、その展開は読めず!

SUPER GT by 秦 直之
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一方、予選では井口卓人/山内英輝組の#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが、圧巻の速さを見せてポールポジションを獲得。決勝では苦戦を強いられたが、まだウェイトは54kgということもあり、今季3度目のポールもあり得るのではないか? 

もともと旋回性能の高さにBRZは定評があり、今年から投入された新型はダウンフォースの増加を売りにしている。となれば、SUGOにはジャストフィット。過去にも結果を残しているサーキットでもある。ただ、決勝ではまだ思ったとおりの成績が残せていない。新車ならではの産みの苦しみとも言えようが、だからこそ「三度目の正直」を期待したいところではある。

そして一昨年、ウェイト半減の第7戦では、ランキングトップだった#55 ARTA NSX GT3が優勝。この時のウェイトは42kgだった。やはりウェイト感度は低いサーキットと考えるべきなのか。現在は高木真一と佐藤蓮がドライブする、#55 ARTA NSX GT3は目下45kg。条件はほぼ等しく、狙いに来る一戦と言えるだろう。

また、原稿を執筆している最中に、今季限りの引退を星野一樹が表明した。残り4戦を石川京侍とともに全力を尽くすという。#10 GAINER TANAX with IMPUL GT-Rのウェイトはまだ21kg、惜別の情も込めて「推し」としたい。

今季限りでのSUPER GT引退を表明した星野一樹(#10 GAINER TANAX with IMPUL GT-R)

大穴は、平木湧也/平木玲次組の#5マッハ車検GTNET MC86マッハ号。前回はタイヤ無交換でトップに浮上したが、後半を担当した平木玲次が体調不良を訴え、最後は意識も朦朧とした状態の中、5位でゴールした。スピードは改めて証明しただけに、改めて強さも発揮してもらいたいものだ。

文:秦 直之

秦 直之

秦 直之

大学在籍時からオートテクニック、スピードマインド編集部でモータースポーツ取材を始め、その後独立して現在に至る。SUPER GTやスーパー耐久を中心に国内レースを担当する一方で、エントリーフォーミュラやワンメイクレースなど、グラスルーツのレースも得意とする。日本モータースポーツ記者会所属、東京都出身。

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