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モーター スポーツ コラム 2021年9月8日

SUPER GT第5戦プレビュー|2年ぶりに繰り広げられるSUGO決戦、その展開は読めず!

SUPER GT by 秦 直之
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軽さが何より優位性になるなら、前回ポールポジションの伊沢拓也/大津弘樹組の#64 Modulo NSX-GTは、たった4kgでしかない。だが、前回の決勝はあまりに不運であった。トップを快走しながら、わずか5周でブレーキトラブルに見舞われていたのだから。何事も起こらずに済んでいたら、こんなウェイトではなかったはずだ。タイヤや温度など、付帯する条件がマッチしていれば、今回も来ると予想しよう。いや、来なければならないのだ。

その他のチームはどうだろうか?参考となるデータが少ないため、今回も予想は極めて困難だ。まず公式テストが行われていないこと、そして何よりSUGOで昨年レースが行われていない。一昨年はウェイト半減の第7戦として開催され、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが優勝。しかし、この2年間でGT500クラスでは車両規定そのものが変更されているから、参考程度に過ぎない。

すると、やはり軽さか?だが、過去のデータは参考程度としつつ、2018年には80kg積んだ、#100 RAYBRIG NSX-GTが勝ったケースもある。今回を占う要素のひとつとして、前回ブリヂストン勢が明らかに苦戦を強いられていたことがある。その理由は予想をはるかに下回った温度だ。これによりレンジを外してしまったわけだが、2度も同じ轍を踏むとは思い難く、逆襲も十分可能だと予想する。

そこで軽いブリヂストン勢として、平峰一貴/松下信治組の#12カルソニックIMPUL GT-R、立川祐路/石浦宏明組の#38 ZENT CERUMO GR Supraを今回は注目したい。それぞれウェイトは16kgと22kg、勝負権は100%ある。

三度目の正直なるか、SUBARU BRZ R&D SPORT

予選での速さはあるが、決勝は結果が出ていない#61 SUBARU BRZ R&D SPORT。

前回のGT300クラスは、三宅淳詞/堤優威組の#244たかのこの湯GR Supra GTが初優勝。どこでも速いGR Supraが、ウェイトにそれほど苦しんでいないメリットを、最大限に引き出せた格好だ。ただ、今回はポイントランキングのトップに立って、ウェイト上限の100kgにいち早く達してしまったため、少しでも多くの得点に尽力することになるだろう。

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