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モーター スポーツ コラム 2019年5月29日

SUPER GT第3戦 鈴鹿サーキットレビュー

SUPER GT by 秦 直之
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SUPER GT第3戦 鈴鹿サーキットレビュー

SUPER GTは鈴鹿サーキットが舞台の3戦目にして、ついにドライコンディションに恵まれることとなった。だが、やや恵まれすぎた感も……。5月とは思えぬ猛暑に見舞われ、特に予選の行われた土曜日は想定外だった、という声も多く聞かれた。それでも、決勝の行われた日曜日もそのままの暑さだったら、また違った展開になっていたかもしれない。上空には薄雲がかかるようになり、温度が下がってしまったのだ。それにより、選んでいたタイヤがレンジを外れてしまったとも。いい意味でドラマチックな一戦にもなっていた。

今いちばん勢いに乗る男、関口雄飛のau TOM’S LC500がPP獲得

SUPER GT第3戦 鈴鹿サーキットレビュー

GT500のQ1トップは、ARTA NSX-GTの野尻智紀。ここ2戦の調子であれば、Q2で伊沢拓也が逃げ切るかと思われたものの、そうも簡単には行かず。まずトップに立ったのはKeePer TOM’S LC500の平川亮で、これに続いたのが伊沢。だが、終了間際になってau TOM’S LC500の関口雄飛が逆転を果たし、2016年第7戦・タイ以来となる自身2回目のポールポジションを獲得する。ちなみにTOM’Sのフロントロー独占は、1999年の第5戦・富士以来となる。
自らは6番手でQ1を突破後、ピットで関口の走りを見守っていた中嶋一貴は、「しびれました!」とパートナーを手放しで絶賛。加えて、「僕の役割はQ1を通過することでしたが、ちょっと安全に行きすぎたので」とも語った。一方、関口は「先週スーパーフォーミュラでも勝てて、好調さを維持できて良かった。でも、GTでは開幕戦がハーフポイントになって僕は頑張れず、第2戦もトラブルでリタイアしているので、ランキングはほぼビリなんですね。スーパーフォーミュラと一緒で、ここで一発決めないと、チャンピオンシップが厳しくなるので。予選の走りは最後まで100%の状態で行けました!」と満面の笑みを浮かべ、そう語っていた。
ここまで2戦連続ポールで、決勝も連続2位。ランキングトップにつけるMOTUL AUTECH GT-Rは、さすがに49kgのウエイトハンデを背負っては、松田次生をしても10番手につけるのがやっと。確実にポイントを稼ぐ作戦に、早くも切り替えざるを得ず。

SUPER GT第3戦 鈴鹿サーキットレビュー

GT300では、ADVICSマッハ車検MC86マッハ号の坂口夏月がQ1のトップ。続くQ2では平木湧也がコンマ3秒の短縮を果たすも、佐藤公哉からバトンを託された、HOPPY 86 MCの松井孝允の逆転を許し、さらに終盤にはK-tune’s RC F GT300の阪口晴南にも割って入られてしまう。4番手にもSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝がつけており、前評判どおりJAF-GT勢が上位を占め、さらに昨年も新田守男が優勝を飾っているK-tune’s RC F GT3が、変わらぬ速さを見せつけたといった感じだ。
「今回は大幅に持ち込みのセットを変えて、どちらかというと決勝に自信のあるセットだっただけに、ポールポジションが獲れて嬉しい。佐藤選手から計測2周目がいちばんタイム出ると伝えられ、僕は3周だと思っていたから、ズレをアドバイスで修正できたのも良かったですね」と松井。

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