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サッカー フットサル コラム 2023年1月18日

【高円宮杯】川崎フロンターレU-18・大関友翔選手インタビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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――やはり福井選手は相当意識する存在ですか?
「そうですね。1回U-17日本代表で一緒だったんですけど、その時に『絶対個人昇格していくな』とは思いましたし、ポジションも一緒で、話題になっている選手なので、意識は絶対しますね。プレースタイル的にも、チームの中の役割も、同じようなものを担っているので、意識はしています」

――プレーで言うと、大関選手の身体の向きとは全然違う場所に、足首の角度だけで出してしまうパス、素晴らしいですよね。
「身体の向きで相手を惑わすというのは、もう小さい頃からパスを出す時に意識してやってきたことですね。身体を開くと相手の目線も変わりますし、パスを受ける側もわからないというのが理想ではあるので、ピッチの全員を騙すには身体の向きから考えていかないといけないですから。あのパスもシーズンの最初の方はオガジョーも『それ、出すんですか?』というような感じだったんです(笑)。こっちは『入ってよ』と思っていても、オガジョーは『それ、出せないでしょ』というような感じで、今年1年を掛けてチームメイトとすり合わせながら、あのパスの出し方はみんなと話しながらやってきたので、受け手があってこそのあのパスで、相手を騙すにはそういうところが大事なんだなと思っています」

――あのパスの出し方は中村憲剛さんに似ている気もしますが、中村さんが練習に来た時にはいろいろアドバイスをもらったりするのですか?
「身体を開いたパスの出し方についてはあまり言われていないですけど、自分がアドバイスを求めに行った時には真摯に答えてくれますし、パスの出し方やパスを出す時に見るところは憲剛さんから教えてもらいました。2連敗していた時に、チームも点が獲れなくて、自分がシュートまで持っていかせられていないというのは感じていたので、そういう時に憲剛さんに『相手がブロックを敷いてきた時に、パスの出しどころがないんです』という話をしたら、僕は『パスコースが空いていない』と思うような時でも、憲剛さんは『それでも空いてるよ』って。『0.5歩だけでも相手と離れていれば、パスは刺せるよ』と言われて、『自分が刺せないと思っているところでも、刺せるんだ』という価値観の変化はありましたね。そこで憲剛さんに言われたことで自信になったり、『やってみよう』という気持ちにもなったので、憲剛さんが来た時にアドバイスを聞きに行けたことは良かったですね」

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