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サッカー フットサル コラム 2024年5月1日

「長岡をサッカーの街に」という信念。帝京長岡高校・古沢徹監督が目にしている“20年後”の景色 高円宮杯プレミアリーグWEST帝京長岡高校×サガン鳥栖U-18マッチレビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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ゴールデンウイークに入ったばかりのうららかな午後。少なくない子どもたちも含め、1000人を超える観衆の集まったスタンドには、サッカーを楽しむ熱量があふれていた。待ちに待った景色が、ようやくこの街の日常に溶け込み始める予感は、間違いなくある。

「長岡の地へこういう素晴らしいチームに来ていただいて、これが毎年続いていくことで『サッカーの街、長岡』になっていってほしいですし、我々のチームや選手たちも、何とか憧れられるようになってきてくれればなって思いますね」

母校を率いる帝京長岡高校・古沢徹監督

自らもこの長岡の地で高校時代を過ごし、今は母校のサッカー部で指揮を執っている古沢徹監督は、そう口にして穏やかに笑う。辿り着いた高校年代最高峰の舞台。帝京長岡高校のスタッフと選手たちは、プレミアリーグで戦うことの意味を日に日に実感している。

アウェイの開幕戦に敗れ、初めてのホームゲームでは快勝。再びアウェイで黒星を喫して、臨んだ2度目のホーム開催となる一戦。長岡市ニュータウン運動公園に迎えるのは、一昨年のプレミアリーグ王者でもあるサガン鳥栖U-18だ。

「毎週末が全国大会みたいな感じなので、モチベーションは全員が間違いなくありますし、週末のために平日の厳しい練習を積んでいくしかないということはみんなわかっていると思うので、苦労は買って出るじゃないですけど、しんどいトレーニングにも自分から飛び込んでいく感じかなとは思っています」と話すのは山本圭晋。日々の練習に漂うポジティブな雰囲気を、このキャプテンも敏感に察していた。

前節の米子北高校戦はミス絡みの失点もあり、1-2で敗戦。その反省も心に刻み込んだ選手たちは、「米子さんとの試合はちょっとフワッとしてしまったので、手綱を締めて、選手が自分たちで話していきながら、この1週間は本当に頑張って練習してくれました」と古沢監督も認めるように、ホーム連勝へと改めて気持ちを引き締め直す。

高円宮杯プレミアリーグ特集サイト

試合前には、帝京長岡の下部組織に当たる長岡ジュニアユースFCの子どもたちがエスコートキッズを務め、両チームの選手たちと一緒にピッチへと歩を進めていく。自身も長岡ジュニアユースFCでプレーしていた遠藤琉晟は、「なんか、変な感じです(笑)。何とも言えない感じですね。でも、試合前に別れる時に子どもから『頑張ってください』と言われて、メッチャかわいかったです」と“後輩”との時間を嬉しそうに思い出す。

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