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ロベルト・レヴァンドフスキ
えっ、嘘だろっ!?
正直な感想だ。
バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキが、新たな刺激を求めて移籍を希望しているという。英国の衛星放送局『sky sports』も、「バイエルンが100万ポンド(約152億円)の値札をつけた」と報じていた。
ブンデスリーガにおけるレヴァンドフスキは、まさしく “無双”である。ドルトムントでもバイエルンでも、凄まじいほどの得点力を発揮し、昨シーズンも29試合で41ゴール。1971-72シーズンにゲルト・ミュラー氏(8月15日に逝去。合掌)が記録した40ゴール上まわり、ブンデスリーガ新記録を樹立した。
しかし、8月21日で33歳になる。肉体的なピークはすでに過ぎているため、100万ポンドはいささか高い。
また、「35歳になる前にヨーロッパのトップクラブで」というレヴァンドフスキの気持ちは分かるが、レアル・マドリーの本命はキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)であり、マンチェスター・シティはなんとしででもハリー・ケイン(トッテナム)を獲りにいく。
さらにチェルシーはインテル・ミラノからロメル・ルカクを補強し、マンチェスター・ユナイテッドとパリSGの前線は人材豊富だ。バルセロナは絶望的なまでにカネがない。リヴァプールも100万ポンドもの巨額を投じる余裕はなく、補強の最優先ポイントはMFだ。
しかもバイエルンが、稀代のストライカーを手放すとは考えづらい。堅実な経営方針により、コロナ禍でもカネには困っていないからだ。レヴァンドフスキとの関係も良好だ。
したがって今回のニュースは、『sky sports』作のおとぎ話か、あるいはエージェントの情報操作か。移籍市場で頻繁に流れるファンタジーの公算が大きい。
とはいえ、あくまでも現時点では、だ。
移籍市場は魑魅魍魎が跋扈する不可思議な世界であり、多くの監督が「なにが起きても不思議ではなく、毎年のようになにかが起きる」と頭を抱えている。残留確実と思われるレヴァンドフスキも、突発的にビジネスが進行する可能性がゼロとは断言できない。
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