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サッカー フットサル コラム 2019年12月27日

女子プロリーグ創設の行方は。競技レベルの向上は著しいが……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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日本の女子サッカーが、世界で戦っていくためには、こうした動きに対抗してプロリーグを発足する必要がある。今、手をこまねいていたら日本の女子サッカーはその地位を失ってしまう。つまり、今は多少の無理をしてでもプロ化を推進すべきなのだ。

Jクラブに女子部門創設を促し、Jクラブのノウハウを使って女子チームも強化。そして、各クラブのサポーターを女子リーグにも動員することで観客動員数のアップにつなげたい。実際、浦和駒場スタジアムで行われる浦和レッズ・レディースの試合には熱心なレッズ・サポーターが多く駆けつけて、相手チームに対するブーイングなども含めて、プロリーグ的な雰囲気も生まれている。

プロ化に当たって最も重要なのが競技レベルだ。入場料を徴収して見せるに値する内容の試合ができるのだろうか?

しかし、僕は競技力の部分はそれほど心配していない。

2011年のワールドカップ優勝後に、一度は女子サッカーがブームとなったことがあった。だが、当時は1部リーグでも上位と下位との実力差がありすぎたし、一つのチームの中でもうまい選手とそうではない選手との力の差がありすぎ、下位チームの試合はプロとしては成立しないレベルだった。

だが、今は違う。1部の下位でも2部の上位でも、きちんとした面白い試合ができるようになっているのだ。

たとえば、先日の皇后杯準決勝。なでしこリーグで2位の浦和レッズと3位のINAC神戸レオネッサとの試合は期待通りの熱戦となり、最後は浦和の若きDF、E−1選手権でもMVP賞を受賞した南萌華がCKからのボールに頭で合わせて浦和が決勝進出。

そして、準決勝の2試合目はなでしこリーグ5連覇中の日テレ・ベレーザとちふれASエルフェン埼玉との顔合わせだった。絶対女王のベレーザに対して、エルフェンは2部3位で昇格も逃したチーム。勝敗の行方は決まっていると、誰もが思っていた。

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