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サッカー フットサル コラム 2024年4月1日

苦戦するも「課題」は明らか。城福監督率いる東京ヴェルディの“志の高いサッカー”に期待

後藤健生コラム by 後藤 健生
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東京ヴェルディの城福浩監督は、熱い指揮官だ。

試合後の記者会見でも目を真っ赤に充血させ、声を枯らしながら対応する。とくに敗戦後は思いつめた表情で、おかしな質問をしたら城福監督の頭の中の血管が一気に破裂してしまうのではないかと、僕たち記者団は噂している。

その城福監督が(もちろん熱い口ぶりでではあるが)、冷静に、またきわめて分かりやすく試合の状況を語った。

東京Vは、昨シーズンのJ1昇格プレーオフを勝ち抜いて16年ぶりの昇格を成し遂げた。しかし、Jリーグ発足の頃のように財政力が豊かではない東京V。戦力的には厳しい状態でありながら、城福監督の下で志の高いサッカーを目指しながら戦っている。

開幕戦では、東京・国立競技場で1993年のJリーグ開幕の時のカードを再現した横浜F・マリノスとの試合が組まれ、東京Vは1点をリードしながら、89分と90+3分に連続失点して逆転負け。第2節では浦和レッズ相手にやはり終盤まで1点リードで迎えながら、89分の失点で引き分け。第3節でも、セレッソ大阪とのアウェーゲームで、同点で迎えた90+3分に失点して2敗目を喫した。

終盤まで持ちこたえながら耐えきれない試合が続いていたのである。

そして、3月16日の第4節アルビレックス新潟戦でも、前半にU-23日本代表にも招集された山田楓喜のFKで先制したものの、前半のうちの追いつかれ、さらに69分にもDF間のパスミスを拾われて逆転ゴールを決められてしまう。

ところが、新潟戦90分に右からのクロスを翁長聖が決めて、土壇場で追いついて2対2の引き分けに持ち込んだ。それまでとは、逆のパターンの引き分けだ。

そして、中断期間の第5節の京都サンガFC戦(3月29日)では、前半は良いところがない展開で2点を奪われたものの、後半の途中からは攻勢を取り続け、80分に染野唯月のPKで1点差に迫ると、さらに90+3分には右からのクロスを再び染野が決めて2点差を追いついて、2試合連続、終了間際の得点で勝点1をゲットするという劇的な試合を繰り広げた。

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