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サッカー フットサル コラム 2024年7月9日

覚醒の時を迎えた心優しきナンバー10。大津高校・嶋本悠大が鮮やかに示した自分の価値 高円宮杯プレミアリーグWEST 大津高校×東福岡高校マッチレビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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大津高校の10番を背負う嶋本悠大

苦しい時ほど、その真価は問われるものだ。リーグ前半戦のラストゲームとなるプレミアリーグWEST第11節。首位を快走している大津高校は、同じ九州の高体連勢としてしのぎを削ってきた東福岡高校相手に、シビアなゲームを強いられていた。

開始6分に兼松将のゴールで幸先良く先制したものの、チームの10番を背負う嶋本悠大は「少し“出る、出ない”の判断が自分たちの中で曖昧になっていましたし、みんなちょっと身体が動いていなくて、あまり自分たちらしくゲームができていなかったですね」と、しっくり来ていないチームの雰囲気を敏感に察知していた。

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案の定、25分過ぎから押し込まれる時間が長くなると、40分にはサイドを完全に崩されて失点を喫してしまう。少しずつうまく行かなくなった前半は、1-1の同点で45分間が終了する。

チームを率いる山城朋大監督がロッカールームでの出来事を明かす。「前半が終わって、嶋本と畑が『セカンド拾えんくてゴメン』とみんなに謝っていたんです。大勝した後の試合でしたし、僕も最初は『今日はバーッと言ってやろうかな』と思ったんですけど、意外とみんながそういう感じで、自分のできていないところがわかっていたので、『それならもう大丈夫だな』と思いました」

前節は静岡学園高校に8-1と大勝を収めており、その次のゲームという条件下で臨んだ一戦。多少緩みが出てもおかしくない状況ではあったが、「自分も飛び出しとかセカンドの回収が前半は全然できなかったので、後半はそこを意識してやろうと思っていました」と話す嶋本をはじめ、選手たちはやるべきことを改めて自分の中に刻み込み、後半のピッチへと向かう。

どちらにも2点目を奪うチャンスはあった。つまりは、どちらにも勝つチャンスはあったとも言い換えられる。そんな難しいゲームこそ、この男の存在感は際立つ。終盤の84分。GKの坊野雄大が送り込んだフィードを山下景司が頭で残し、走った南平晴翔と相手ディフェンダーがもつれると、こぼれ球に誰よりも早く10番が反応する。

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