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サッカー フットサル コラム 2018年11月14日

マンチェスター・ダービーで見せたシティの強さ。パス・サッカー、集団的サッカーの極致を堪能した

後藤健生コラム by 後藤 健生
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トップに張っている、銀髪のアグエロが下りてスペースを作る(そのアグエロが下りてくるために走る場面自体がすでにかなりのスピードなのだ)。そして、その開いたスペースに2列目の選手が全力で走り込む。そして、そこに高速のパスが通る……。

日本のサッカーは「パス・サッカー」を志向している。

ハリルホジッチ監督時代にはデュエルが強調されたが、ロシア・ワールドカップでの「成功」を踏まえて、今は再び「パス・サッカー」志向に回帰している。だが、常にパス・サッカーを批判する声があることも事実だ。「パス・サッカーだけでは相手を崩せない。個の強さを求めるべきだ」というのだ。ハリルホジッチ監督解任直後には短期的にではあるが、そんな声が高まり、解任反対を唱える人もいた。

たしかに、ただボールを回すだけの「パス・サッカー」では強力な守備を崩すことは不可能だろう。だが、マンチェスター・シティの攻撃を見ていると、「あれなら、どんな強力な守備でも崩せるだろう」と思えてくる。実際、高速のランと高速のパスを組み合わせて、彼らはモウリーニョが構築した守備の網を完全に切り裂いたのだ。

マンチェスター・シティのサッカーは、「究極のパス・サッカー」であり、「パス・サッカーの目指すべきところ」とでも言うべきであろう。

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