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【ジロ・デ・イタリア開幕まであと9日】ピンクだけじゃない!純白ジャージ「マリア・ビアンカ」を巡る若き才能たちの争い
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介若手選手の登竜門的な役割を担う「マリア・ビアンカ」
ジロ・デ・イタリアにも、他のグランツールと同様に4種類のスペシャルジャージが用意されています。
全体トップの選手が着るバラ色のジャージ「マリア・ローザ」は多くの方が知るところですが、今回はホワイトカラーの「マリア・ビアンカ」にフォーカスしてみます。
マリア・ビアンカの着用資格を有するのは、開催年で25歳までの選手(2026年大会は、2001年以降生まれが対象)で、ヤングライダー賞とも呼ばれます。考え方はマリア・ローザ、すなわち個人総合時間賞と似ていて、25歳までの選手の中で最も所要時間が少ない選手であることを意味しています。
大会開幕直後はこのジャージが数選手を転々とすることもあるのですが、個人総合争いが本格化する中盤戦から後半戦にかけては、総合力の高い選手へとわたるのがお決まり。最終的にこのジャージを獲得する選手は将来を約束されたようなもので、やはり数年後にはジロを筆頭にグランツールでトップ争いを展開しています。
2020年にこのジャージを獲得したテイオ・ゲイガンハートや、2021年のエガン・ベルナルは、個人総合優勝を果たしているのでマリア・ローザとの2冠でもありました。2023年のジョアン・アルメイダ、2024年のアントニオ・ティベーリ、2025年のイサーク・デルトロは、それぞれマリア・ビアンカを通過点にトップライダーとなっています。
来たる2026年大会では、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ所属のジュリオ・ペリツァーリに注目です。昨年のジロで個人総合6位となり、マリア・ビアンカ争いも2番手で終えました。今年は初のホワイトに身を包む可能性が高まっています。もしかすると、“飛び級”でマリア・ローザ争いにも加わるかも…そう思わせるほどに、将来を嘱望されているライダーです。
文:福光 俊介
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福光 俊介
ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う
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