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サイクルロードレース コラム 2026年4月29日

【ジロ・デ・イタリア開幕まであと10日】己との孤独な戦い!総合優勝の行方を大きく左右する「タイムトライアル」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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普段のレースとは一風変わった雰囲気で行われるタイムトライアル

グランツールにおけるタイムトライアルは、ドラマの宝庫。

とりわけジロ・デ・イタリアは、最終・第21ステージで設けられた個人タイムトライアルで大逆転劇が生まれることが多い印象です。2012年大会のライダー・ヘシェダル、2017年大会のトム・デュムラン、2020年大会のテイオ・ゲイガンハート。彼らに共通するのが大会最終日の個人タイムトライアルでマリア・ローザを奪取し個人総合優勝を決めたところにあります。

必ずしもタイムトライアルに絶対的な能力が備わっていなくとも、第20ステージまでのレースの流れであったり、ライバルが極端に個人タイムトライアル苦手としている(2012年のホアキン・ロドリゲスはその最たる例)など、あらゆる要素が絡み合って逆転に成功しているあたりが、3週間をトータルに戦うグランツールならではと言えるでしょう。

最終日ではありませんが、その前日・第20ステージで大逆転したケースとして、2022年大会のプリモシュ・ログリッチが挙がります。山岳個人タイムトライアルで逆転した相手は、ゲラント・トーマス。ともにタイムトライアルを得意とし、山岳にも強さを発揮する選手だけに、この大逆転劇は一層の驚きをもたらしたのでした。

もちろん、タイムトライアルステージを単体で楽しむことも大いに可能です。「TTスペシャリスト」と呼ばれる職人たちが、とてつもないスピードで走り抜けていく姿に誰もが魅了されることでしょう。ちなみにタイムトライアルでの最速記録は、2001年にリック・フェルブリュッヘがマークした58.874km/h。近年では、2021年にフィリッポ・ガンナが58.748km/hを記録しています。

文:福光 俊介

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福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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