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トラブルやハプニングはジロの醍醐味
ジロ・デ・イタリアは3週間に及ぶ長丁場の戦い。必ずしもレースがスムーズに進むとは限らないですし、大なり小なりトラブルは発生します。思いがけないハプニングは、ときに壮大なドラマの1ページとなり、ときにちょっとした笑いのネタとなることもあります。
例えば、レース直前までスマートフォンを眺めていた選手がジャージ背中のポケットにそれを入れたままスタートしてしまった…なんていうのは序の口。すぐに気が付いてチームカーに渡したものの、審判のチェックが入りペナルティが下ってしまいました。
レース展開に影響を及ぼすケースは数知れず。大雨が続いた2010年大会では、コース内で地滑りが発生した第5ステージがスタート直前にコース変更。カデル・エヴァンスが未舗装路を泥まみれで走ったシーンを覚えている方もいらっしゃることでしょう。その4日後には、冠水した道を選手たちは走行。さすがにペースを緩めて走り抜けましたが、なかには泳ぐゼスチャーがテレビカメラに大写しになった選手も。
2016年大会では、マリア・ローザ争いで首位に立っていたステフェン・クライスヴァイクが下りでオーバーラン。雪の壁に突っ込んでの落車で、一気に劣勢へ。2017年大会の王者トム・デュムランはマリア・ローザ争いの真っ最中、第16ステージでお腹を下し大慌てでコースアウト。この日だけで2分ものタイムロスを強いられる事態となりました。
挙げればきりがないですが、ジロのハプニングといえば、「レース映像の不安定さ」が一番かもしれません。いまでこそ安定した綺麗な映像でレースを楽しめるようになりましたが、数年前まではたびたび映像が途切れ、空撮による風景映像がひたすら流されている…なんてことも多かったのですよ。ファンの間では、「イタリアンクオリティ」なんて呼んでいましたよね。
文:福光 俊介
福光 俊介
ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う
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