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【ツール・ド・フランス2023 レースレポート:第15ステージ】“ワウト対決”はプールスに軍配!サン・ジェルヴェ・モン・ブラン頂上一番乗り。ヴィンゲゴーとポガチャルの頂上決戦は「引き分け」
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介ワウト・プールス(バーレーン・ヴィクトリアス)
ツール・ド・フランスのメンバー入りがかなうかは、ギリギリまで分からなかった。前哨戦クリテリウム・ドゥ・ドーフィネでスッキリ決めたかったのに、高地トレーニング中に体調を崩してしまった。ツアー・オブ・スロベニアでの走りが評価されメンバー入りを果たすことになるわけだが、ツールを走れば大会後半に好成績を残せる手ごたえは早くからあった。調子のピークがそこへ行くよう、早くから準備していたからだ。
ツールはアルプスの山々を進んでいる。本格山岳3連戦の最後にして、第2週の最終日。5つのカテゴリー山岳を上って、1級山岳サン・ジェルヴェ・モン・ブランの頂上にフィニッシュした第15ステージは、ワウト・プールス(バーレーン・ヴィクトリアス)が勝利。35歳288日にして初めてとなる、ツールのステージ優勝だ。
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「こういう瞬間がたまらなく大好きなんだ。ツール・ド・フランスで勝つことを子供の頃から夢見ていた。今日は本当にアメイジング! パーフェクトだ!」(ワウト・プールス)
いつものことながら、ツールの第2週はただただ厳しい。その最終日は、コース上に5つの峠が待ち構え、今大会4度目にして最後となる山頂フィニッシュである。スタート地のレ・ジェは、過去2回マウンテンバイクの世界選手権を開催。だからか、スタート会場へMTBで向かうサイクリストの姿が多かったように映った。
この街を出発してしばらくは山らしい山を行かないけれど、72km地点に置かれる中間スプリントポイント通過を機にテイストは山向きに。レース中盤以降は立て続けに5つのカテゴリー山岳を上ることになり、フィニッシュ前約12kmから上る2級山岳アメランは最大勾配17%。これを上り終えたらすぐに1級山岳サン・シェルヴェ・モン・ブランへと突入する。ここ数日と同様、現地は30度を超える気温となり、消耗戦となるのは必至である。
前日の大規模落車の影響で脳震盪の診断を受けたダニエル・マルティネス(イネオス・グレナディアーズ)が未出走。157選手がコースへと繰り出した。マチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)のアタックで幕を開けたレースは、この日も簡単に逃げは決まらず、アタックとキャッチの繰り返し。30kmほどこの状態が続いた。
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