人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2023年5月25日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第17ステージ】アルベルト・ダイネーゼが鬱憤晴らす僅差の勝利!山岳ラストバトル控える総合争い「自分は勝てるという自信と信念がある」(トーマス)

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
  • Line
マリア・ローザのゲラント・トーマスとそれを援護するアシスト陣

マリア・ローザのゲラント・トーマスとそれを援護するアシスト陣

第106回ジロ・デ・イタリアは5月24日、ペルジーネ・ヴァルスガーナ〜カオルレ間の平坦路で距離195kmの第17ステージが行われた。

ルートは標高530mのペルジーネ・ヴァルスガーナをスタートし、アドリア海に面したカオルレまで、全体的に下り基調で、山岳ポイントはない。70km過ぎに通過するバッサーノ・デル・グラッパは蒸留酒のグラッパの名産地として名高い。カオルレは観光地ヴェネツィアにも近い美しい漁港だ。

ヴェネツィアとトレヴィーゾ周辺の平原をまっすぐに突き進むコースが使用され、曲がり角はほとんどなく、高速レースの末にスプリンターたちのゴール勝負となることが予想された。

自転車好きコミュニティサイト(無料)のお知らせ

  • 優勝者を予想する「サイクル誰クル?」のほか、メンバー同士が好きなテーマで話せる「トークルーム」、投稿された写真の中から辻啓氏が毎月優秀作品を数点セレクトする「写真部」、飯島誠氏によるオンラインライドイベントを開催する「宅トレ部」などコンテンツが盛りだくさん。

    サイクルビレッジ

    優勝者を予想する「サイクル誰クル?」のほか、メンバー同士が好きなテーマで話せる「トークルーム」、投稿された写真の中から辻啓氏が毎月優秀作品を数点セレクトする「写真部」、飯島誠氏によるオンラインライドイベントを開催する「宅トレ部」などコンテンツが盛りだくさん。

そして翌日の第18ステージ、翌々日の第19ステージが過酷な山岳コースで行われ、さらに第20ステージの個人タイムトライアルがあることから、マリア・ローザを争う総合成績の上位選手とそのチームにとってはいかに体力を温存しながらゴールするかがこの日の課題となった。

総合1位のマリア・ローザを着用するのはゲラント・トーマス(英国、イネオス・グレナディアーズ)。18秒遅れの2位にヤング・ライダー賞1位のジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)。29秒遅れの3位にプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)がつけている。

第17ステージは下り基調で海を目指す

第17ステージは下り基調で海を目指す

山岳賞はEFエデュケーション・イージーポストのベン・ヒーリー(アイルランド)が前日に初めてトップに立ったが、この日はお役御免だ。

第17ステージの天気はまずまずで、わずかにスコールはあったが日差しも降り注ぐ中でのレースとなった。ペルジーネ・ヴァルスガーナをスタートしたのは128選手。コロナ罹患や悪天候で体調を崩した選手が相次ぎ、集団はいくぶん小さく見える。

最終日のローマを除けばスプリンターにとってはラストチャンスとなる平坦ステージだ。序盤から複数の選手が先行するが、スプリンターを擁するチームがメイン集団のペースメークをして、最終局面までにきっちりと吸収した。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ