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自身3度目のツール・ド・フランスに挑む新城幸也は、リラックスした様子でチームプレゼンテーション会場に姿を現した。4月上旬に骨折した左腕は「筋肉がまだ少々足りない」状態だそうだが、それ以外の調子は心身ともに最高だ。
「ケガをしてしまったから、逆に目標をツール一本に絞って調整してきた。ツール前1ヶ月のレースに集中できた。おかげで『ケガをする前よりも、コンディションが上がったね!』とチームからは好評価をもらえたんです」
ただ、大会直前ギリギリになって出場が確定したため、コースプロファイルはまださっと眺めた程度。どの町を通るのかな……と確認しただけだという。
「まだ起伏等はしっかりチェックしてませんけど、チラッと見た感じ、第17ステージなんかが一番いいんじゃないですか(笑)」
ちなみに茶目っ気たっぷりに口にした第17ステージとは、2012年ツール・ド・フランス最後の難関ステージだ!ただし、真面目な話をすると、今大会はピエール・ローランとトマ・ヴォクレールの総合狙いの2人の存在がいるために、チームの走り方は変わって来るだろうとのこと。
「2人が総合を狙っていくから、今までとは違う大会になる。そういう意味で、大会前半ではボクらの仕事が大切になってくるでしょう。総合上位に選手を送り込むためには、最初の1週間、きっちりチームが守っていかないとダメなんです。前線にポジションを取って、あらゆる危険を避けていかないと。フラットのステージは少ないし、200km超のステージが何度も続く。だから序盤のボクらの仕事もキツクなってくる。ただスプリントになれば、ボクもヨアン・ジェーヌと一緒に前に混ざって行きます。それにどこか数日に集中して、逃げに乗りたい。そういうチャンスは絶対にやってくると思うので」
プレゼンテーション前夜、フランスの日刊紙レキップが、2011年ツールのユーロップカー内への疑惑を大きく取り上げた。ツール周辺、特にフランスのメディア内には少々ピリピリした雰囲気が漂った。そんなことさえもあっさりと笑い飛ばす。
「チームの中の雰囲気は、まったく変わっていないです。大丈夫」
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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