人気ランキング
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 レースレポート:第11ステージ】ログラが激坂フィニッシュで全ライバルを圧倒!マスとの一騎打ち制し「僕のほうがほんのちょっと強かった」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかマスとの一騎打ちを制したログリッチ
マイヨ・ロホを失った翌日に、プリモシュ・ログリッチがレースを支配した。ユンボ・ヴィスマに命じて1日中プロトンコントロールを行い、激坂フィニッシュでは全ライバルを圧倒した。実際に赤いジャージをまとうオドクリスティアン・エイキングは、ゆっくりと満喫する暇こそなかったものの、着実に総合首位の座を守った。
「ハードで、ショートで、ホットなステージだった。僕もすごく苦しんだ。でも最後には、幸運なことに、勝てるだけの十分な力が残っていた」(ログリッチ)
スタートから25kmで、5人が逃げ出した。乗り遅れたブルゴスBHは異議を唱えたが、複数のビッグチームが力づくで蓋を閉めた。80km近くも時速50km弱でぶっとばした前日に比べれば、つまり比較的あっさり飛び出し合戦はケリがついた。
ただし、その後しばらくはゆったりとした時間を過ごせた前日とは違い、この日はすぐに厳しい監視体制が敷かれた。早くも今大会3度目の逃げとなるマグナス・コルト、ヨナタン・ラストラ、ジョアン・ボウに、さらにはハーム・ファンフックとエドワード・プランカールトの背後では、ユンボ・ヴィスマとバイクエクスチェンジが集団牽引に従事した。今大会2人目のマイヨ・ロホを抱えるアンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオには、ほとんど仕事をさせなかったほど。
135kmに満たない短距離ステージで、タイム差が2分半に達することはなかった。たいていは1分半から2分の間で行ったり来たり。
オリーブ畑の間を駆け抜ける道は、延々とアップダウンをはらみ、残り87km地点では小さな集団落車も発生。バーレーン・ヴィクトリアスのワウト・プールスと新城幸也も巻き込まれたが、幸いにもすぐに走り出している。
逃げ切りを許す気のないメイン集団は、残り30kmを切ると、いよいよ戦闘モードに切り替えた。しかもこの日唯一の山岳の前後には、テクニカルな下りが待ち構える。イネオスとバイクエクスチェンジに混ざって、モビスターやイネオス・グレナディアーズも存在感を増し始めた。バーレーンやUAEチームエミレーツも前線に競り上がった。残り約17km、山の麓で、差はすでに50秒を切っていた。
あわせて読みたい
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月17日 午後7:45〜
-
4月7日 午後6:05〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
Cycle*2024 ラ・フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ
4月17日 午後11:55〜
-
4月6日 午後10:15〜
-
3月16日 午後9:30〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
4月1日 午後7:00〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!