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【ジロ・デ・イタリア2021 レースレポート:第3ステージ】圧巻の逃げ切り勝利!初のグランツール区間勝利を掴んだタコ・ファンデルホールン「なんてこった!俺はやってのけたぞ!」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか表彰台で笑顔を見せるタコ・ファンデルホールン
圧巻の逃げ切り勝利!初のグランツール区間勝利を掴んだタコ・ファンデルホールン「なんてこった!俺はやってのけたぞ!」
1日の終わりには、どでかいサプライズが待ち受けていた。上れるスプリンターか、アタッカーか。はたまた総合争いの選手が動くかもしれない。……そんな大方の予想を裏切る、開幕3日目の逃げ切り勝利。タコ・ファンデルホールンが衝撃を作り出し、初めてのグランツール出場で、初めての区間勝利をもぎ取った。
「今日の最大の目標は逃げに乗ることだった。僕抜きの集団は逃さないぞ、と決めていた。ただ、こんな風にフィニッシュまで逃げ切るのは、計算外だったんだけどね」(ファンデルホールン)
スタートアーチをくぐると同時に飛び出したのが、まさにファンデルホールンだ。すぐには決まらなかったが、執拗に加速を繰り返した。「ジロ全体を通して、逃げて、アグレッシブに走りたい」との心意気通り、なにより狙うステージは第3、4、5、6、8、9、10、11、15、18ステージ……と開幕前に宣言していた通り、降りしきる雨など構わず前進を止めなかった。
運命を共にしたのは7人。2015年ブエルタで逃げ切り独走勝利の経験を持つアレクシー・グジャールを筆頭に、2日連続で逃げたヴィンチェンツォ・アルバネーゼ、サムエーレ・リーヴィ、ラルス・ファンデンベルフ、サムエーレ・ゾッカラート、シモン・ペロー、そして最後に追いついてきた大会最年少18歳アンドリー・ポノマル。もちろん前日同様、3つの招待チームはきっちり先頭集団に潜り込んだ。なによりアンドローニジョカトリ・シデルメクとエオーロ・コメタが2人ずつ前に揃えたのが、逃げにとっては好都合だった。特にアルバネーゼの山岳少首位を守りたいエオーロ2人は、コース後半に3つ待ち構える山岳へ、着実に先頭で挑みたかったはずだ。こうして逃げの仲間たちは積極的に先頭交代に勤しみ、メイン集団との距離は順調に開いた。わずか30km走った先で、リードは6分半にまで広がった。
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