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サイクル ロードレース コラム 2020年11月2日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 第12ステージ結果速報】ヒュー・カーシーが伝統峠アングリルを制しグランツール初区間優勝、カラパスが総合首位へ返り咲き

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ポイント賞
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/チーム ユンボ・ヴィズマ)147 pts
2 リチャル・カラパス(エクアドル/イネオス グレナディアーズ)104 pts
3 ダニエル・マーティン(アイルランド/イスラエル・スタートアップネイション)100 pts

山岳賞
1 ギヨーム・マルタン(フランス/コフィディス)76 pts
2 リチャル・カラパス(エクアドル/イネオス グレナディアーズ)30 pts
3 セップ・クス(アメリカ/チーム ユンボ・ヴィズマ)27 pts

ヤングライダー賞
1 エンリク・マス(スペイン/モビスター チーム)in 48h 31' 17''
2 アレクサンドル・ウラソフ(ロシア/アスタナ プロチーム)+ 00h 04' 51''
3 ダヴィ・ゴデュ(フランス/グルパマ・エフデジ)+ 00h 06' 37''

チーム総合順位
1 モビスター チーム(スペイン)in 145h 46' 13''
2 チーム ユンボ・ヴィズマ(オランダ)+ 00h 01' 29''
3 アスタナ プロチーム(カザフスタン)+ 00h 26' 39''

ステージ敢闘賞
151 ギヨーム・マルタン(フランス/コフィディス)

第12ステージのリタイア
なし

コースマップ

第13ステージ 11月3日(火)午後11:35 - 深夜2:00
[区間] ムロス > ミラドール・デ・エサロ、ドゥンブリア 33.7km(個人TT)/ラスト1.8kmで突如として現れる勾配29%の怪物

■コースの特徴
2度目の休息日を終え、マドリード到着まで残すは6区間。間違いなくマイヨ・ロホ争いを大きく決定付ける1日となる。もちろん全長33.7kmの個人タイムトライアルで、12日間かけてこつこつ築き上げられてきた総合順位が、一気に入れ替わる可能性も秘めている。

お天気が良ければ最高に美しい風景が楽しめるだろう。リアス式海岸のまさに本場、ガリシア地方のムロス・イ・ノヤ入り江内の港町からスタートすると、左手には海が見える。時には自然公園を突っ切り、時には街中を通り抜け、いつしか左手に見える海は入り江から大西洋に変わるけれど……いつだって美しい海はそこにある。

残り約3kmで小さな橋を渡ると、ここから先は右手にエサロ入り江を望む。さらに残り1.8km、今までずっと真横に見えていたはずの海が、だんだん下方へと遠ざかっていく。そのまま最高の景色が堪能できるミラドール=見晴台へ向かって、3級峠を駆け上がる!

スタートからほぼ平坦だった道は、つまりラスト1.8kmで突如として激坂に変わる。平均勾配はなんと14.8%。フィニッシュ手前1kmに29%ゾーンが待ち受け、その後300mに渡って勾配17%が続く。あのユイの壁さえ全長1.3km、平均9.8%、最大26%であるから……この坂道はまさに怪物だ。

かつて2012年と2016年に、通常ステージのフィニッシュとしてこの激坂が使用された。1回目は激坂ハンター「プリト」ロドリゲスが、2回目は大逃げの果てにジェニエスが制した。両者ともこの激坂を攻略するために、約7分間もの歯を食いしばるような努力を要した。

開催委員会の算出によると約41分の全力疾走。うち7分を左右する激坂に突入する前に、おそらくバイク交換は必須だろう。出走選手は1分間隔。最後の20人、つまり総合トップ20選手だけは、2分間隔で恐ろしい坂道目指して走り出す。

高低差図

コースの特徴:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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