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【ブエルタ・ア・アンダルシア:レビュー】不安は杞憂に。仕上がりが注目されたフルサンがシーズン初戦で貫録の個人総合2連覇
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介 0気がかりだった仕上がりは、まったくもって杞憂だった。
ヤコブ・フルサン、ミケル・ランダ。2人の総合系ライダーのことである。終盤に1級山岳がそびえた第1ステージから格の違いを見せつけると、以後4日間にわたってリーダージャージを争い続けた。ビッグレースでの実績は申し分ない両者だが、今大会に関していえば、現時点でのコンディションと最終日の個人タイムトライアルでその差が明確になったくらいで、ともに今シーズンの入りとしては十二分に成功だったといえるだろう。
さて、話を冒頭の「気がかりだった仕上がり」に戻そう。
フルサンは、禁止薬物提供で自転車界から永久追放されたミケーレ・フェラーリ医師との接触が疑われ、一時調査対象となっていた。結果的にその嫌疑は晴れるわけだが、果たしてレースに向けた調整は順調だったのか。そんな不安は、実際の走りをもって無用だったことを証明した。もはや“過去の人”でしかないフェラーリ医師などとかかわるまでもないことを、自身の脚で明確にしたのだった。
2020年シーズンは東京五輪での金メダルを最大の目標に据える。4年前のリオ五輪では死闘の末に銀メダル。当時は当時でその結果を誇ったが、キャリアで最も勢いがある今こそ、さらに輝く色のメダルを目指したいという欲望に満ちている。まもなく35歳を迎えるが、老け込むつもりは毛頭ない。起伏に富んだ東京のコースを攻略するために、そこから逆算してレースプログラムを設定。グランツールもジロ・デ・イタリアをメインにすると決めている。
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