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ツールで大物選手が多く苦戦する中、サイモン・イェーツ(オリカ・スコット)は第16ステージでも素晴らしい走りを見せ、ステージを14位で終え、トップのクリス・フルーム (チームスカイ)から2分2秒遅れの総合6位に順位を上げるとともに、ホワイトジャージの為のリードも拡大することができた。
24歳のサイモン・イェーツは、本ステージにおける活躍について、チームメートのイェンス・ケウケレール(オリカ・スコット)に対して最大限の感謝を述べた。また、ツールにおけるイェンスの活躍は、チームのサポートによる部分がで大きいとも伝えた。
「今日僕はとても良い状態にあった。またすごく良い脚の軽さだった。僕は日に日によくなっている。チームはとても良い働きをしてくれたし、僕が楽できる様に常に僕の周りにいてくれ、また大事な局面で常に正しいポジションに位置付けてくれていた。特にイェンス・ケウケレールはとっても良い仕事をしてくれ、風が強くなり集団内で差が出始めた際に凄く助けてくれた。本日は”パーフェクト”な一日だったね」
また、オリカ・スコットのチームディレクターであるマット・ホワイトは、サイモン・イェーツ及びチームの活躍について以下の通り語っている。
「僕たちは本ステージ関してとても良い情報を持っていたし、そのために本ステージでどのタイミングでどの位置につけている必要があるかを把握していた。チーム全体で頑張って、サイモン・イェーツの安全を守るとともに、常に正しいポジションに位置付けさせることに成功した。ツールでは、(順位など)何もかもが一瞬で変わり得るし、GC集団内での差が均衡している今、彼らと同じ土俵で戦えていることを嬉しく思うよ」
残りのステージにおける、サイモン・イェーツの活躍から益々目が離せなくなっている。
引用:http://www.cyclingnews.com/news/simon-yates-passes-tour-de-france-crosswind-test/
翻訳協力者:坂田裕希/家徳悠介
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