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バスケット ボール コラム 2022年12月29日

【藤枝明誠】福岡大附属大濠戦に続いて心身両面でタフなことを証明したが、インサイドをアグレッシブに攻める開志国際の前に土壇場で力尽きる | ウインターカップ2022

ウインターカップコラム by 青木 崇
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残り17.7秒で赤間のフリースローで76対76の同点に追いついた藤枝明誠だが、残り5秒で武藤のパスをもらった介川が力強くフィニッシュして開志国際が勝ち越し。タイムアウト後のラストチャンスでは、決まれば同点のジャンパーを上野が放つも、リングを弾いて万事休す。「赤間と霜越のところはずっとタイトに守られていたので、キャプテンの上野に“お前が決めてこい!”ということで送り出しました。結果落ちたんですけど、彼のシュートで負けるのだったらみんな納得できるはず」と話したように、金本コーチにとっては想定通りのラストプレーだった。

最後の最後で力尽きた藤枝明誠だが、新チーム発足して間もないころの新人戦で地区予選敗退という事態に直面した。チームを強化し始めてから初という屈辱とも言える出来事から這い上がり、インターハイ予選は日本人だけで戦って出場権を獲得。金本コーチから部員に“でかい素人”と伝えられいたロードプリンスがリバウンドをすごく頑張る選手として貢献した結果、チームに大きな自信をもたらした。仙台大附属明成を倒した勢いでベスト4まで勝ち上がったインターハイに続き、ウインターカップでも3位という結果を残した藤枝明誠が、2022年の高校バスケットボール界に大きなインパクトを残したのは間違いない。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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