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バスケット ボール コラム 2022年12月26日

【東海大付属福岡】最後までタフに戦い続けた中で手にした残り3.3秒での逆転劇 | ウインターカップ2022

ウインターカップコラム by 青木 崇
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3Pを決めた直後に境は右足首を痛めてフロアに倒れてしまったため、レフェリーは選手交代を指示。境はフリースローを打つ気満々だったが、宮崎コーチは3年生の控えガード、稲次菜々子に大役を任せた。

「絶対に決めてやるという気持ちでしたけど、練習中からシュートタッチがすごく柔らかく打って入っていたので、そこに気を配りながら打ちました」と振り返った稲次は、フリースローを見事なスウィッシュで成功。決勝点となるフリースローを入れただけでなく、ベンチから出てきて2Qに2本の3Pを決めたことも、この試合においては大きな意味があった。

「夏のところではこんな感じでなかなか使うことができていなかったんですけど、インターハイを終えてから私が信頼できる選手へと成長してくれたのが大きかったです」と宮崎コーチが話したように、稲次はチームは大きな自信と活力をもたらした。

桜花学園はタイムアウトをコールし、ラストチャンスで逆転のショットを狙いに行くも、横山のショットが外れて試合終了。リードチェンジ15回という壮絶な戦いを劇的な幕切れで制した東海大付属福岡は、ウインターカップでチーム史上初となるベスト8進出を果たした。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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