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バスケット ボール コラム 2020年2月18日

ミニインタビュー:相馬卓弥(島根スサノオマジック #18)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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島根スサノオマジックが新潟アルビレックスBB相手に連敗を5で止めた一戦で、相馬卓弥は今季ベストとなる20点を記録。その後の3試合も2ケタ得点を記録するなど、オフェンス面での貢献度が高い。川崎ブレイブサンダースとの2連戦では、いずれも5アシストと得点機会を作り出せる選手であることを示すもの。このミニインタビューは、島根が粘り強く戦った2月15日の試合後に行われたものである。

Q ケガから戻ってきて(1月29日の京都ハンナリーズ戦を欠場)から自身の調子がいいのではないですか?
「いろいろなことがあったんですけど、それでもなんとかチームを打開させたいという気持が一番強いのと、それを言い訳にしたくないし、チームで頑張ろうというところで、みんなでやっているところです」

Q 最近シックススマンとして得点面で起爆剤になっていると思いますが、今の役割についてどう感じていますか?
「また新しい経験をさせてもらっているのもすごくありがたいですし、今のチームではそっちのほうが合っているのかなと思っています」

Q 今日のように坂田(央)と一緒にベンチから活気をもたらすようになると、島根はもっといいチームになれるを印象を持ちました…。 「央もシュートが当たっていました。いい意味で途中から出て荒らしていきたいというのは、自分や央、山下(泰弘)さんと話していましたし、負けてしまったけれどもそれができたのはよかったと思います」

Q ここ3試合(20点、12点、14点)のパフォーマンスを継続できれば、自分のプレーだけではなく、チームへの貢献度アップにつながると思っていますか?
「そうですね。でも、まずは勝ちたいので、言われたとおりもっと活躍して、チームを勝たせられるくらいになれるくらいの選手になりたいです」

Q 3Pシュートは得意だと思いますが、自身でボールを持って攻める姿勢がすごく出ていました。このようなプレーのレベルアップに手応えを感じていますか?
「ある程度フォーメーションで河合(竜児)さんから信用してもらい、ピックとか使っていいよということなので、そこは思い切りやっているところです」

Q オフェンスのシステムについては、これまでのものを河合コーチが少し味付けしたような感じであまり変わっていない感じですか?
「ある程度選手に任せてくれる部分があるので、全員で思い切りやれていると思います」

Q プレーに対する読みや対応力が上がってくればというのが、今の心境ですか?
「そうですね。もっと質を上げていかなければならないと思っています」

Q 川崎には一度勝ちましたし、強い相手でも粘り強く戦えると信じて戦うことが重要ですか?
「能力とかは向こうのほうが上なので、4Qまでいかに(粘るか)…。オフェンスで点の取り合いをしたら負けるので、ディフェンスで4Qまでしっかり耐えて、残り5分からならどっちが勝ってもおかしくない状況が来るので、そこまでしっかり全員でやっていきたいと思っています」

Q 今日はもう少し粘れていたら、チャンスがあったと?
「前回(11月2日のホームゲーム)それで勝っているので、今回もゲームプランが同じだったんですけど、最初から(ニック)ファジーカス選手にやられてしまったのはありました」

Q ロバート・カーターとブライアン・クウェリをいかにサポートするかが、島根が成功を手にするためのカギだと思いますが、その部分で自分がもっとやらなければという思いは強いですか?
「今までその2人をメインで作ってきたので、そこは残しつつも自分たちがいかに助けられたら…、できればもっと戦えると思います」

文:青木 崇

辻直人の「辻な音」第8回

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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