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バスケット ボール コラム 2020年1月27日

【2019-20 B.LEAGUE NOTEBOOK 13】ミニインタビュー:保岡龍斗(秋田ノーザンハピネッツ #24)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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ハイレベルの激戦が続く東地区で奮闘中の秋田ノーザンハピネッツにとって、保岡龍斗はシュート力を武器に計算できる戦力へと着実に成長している。特別指定選手として入団してから4年目の今季は、1月5日のシーホース三河戦で25点を記録。ドライブからのフローターなど得点パターンも増えており、古川孝敏を欠いた1月26日の新潟アルビレックスBB戦では、チーム全体でオフェンスが苦しむ中で17点を奪った。今回のミニインタビューは、25日の初戦を3点差で競り勝った後に聞いたものである。

Q チームのディフェンスについては今季のベストパフォーマンスだったのでは?
「本当に強度というか、新潟さんのオフェンスというか本当に明白だったので、ここを潰そうというのがしっかりできた部分があったので、チーム全体としてよかったのではないかなと思います」

Q 宇都宮ブレックスに勝ったの続いて、アウェイで新潟に勝ったことにどんな意味がありますか?
「アウェイで勝つのは簡単なことじゃないと思いますので、そこで勝てたのはものすごい大きいです。明日相手は対策してくるでしょうけど、どれだけ自分たちがディフェンスからしっかり凌駕して、相手を叩きのめすくらいの勢いでやっていかないと勝てないと思っています」

Q 宇都宮に勝ったことで得た自信がチーム全体で発揮された感じでしょうか?
「最近勝てずに何(7)連敗している中でチーム状況も本当によくなくて、その中で宇都宮の試合はチームが一丸となって、どんなに悪い時でもいい時でもしっかりやろうというのが結果に出て、それが証明されたので、新潟の試合でもやっていこうという結果がこれ(勝利)だったと思います。宇都宮に勝ったのは本当に大きかったなと思います」

Q 東地区でハードにやっていることで、自身のプレーもレベルアップしているという実感がありますか?
「今年は宇都宮であったり、千葉であったり、東京だったり、その中で自分の持ち味を出せている部分があるので、そういったところはかなり自信になっていると思います。交流戦(他地区との対戦)になると少しディフェンスの強度が東に比べて落ちてくると思っているので、その中で自分の力を最大限発揮できるかが、ものすごく大事だと思っています。今日の試合では状況判断がちょっと悪かった部分があったので、そうところは映像を見て改善していきたいと思います」

Q (距離の長い)ディープ3が持ち味だと思いますが、今季レベルアップしようとしているところがどんなことで、それがどのくらいできていると感じていますか?
「今まで高校、大学、プロ最初のほうはあまりオフボールのスクリーンからのシュートというのをやってこなかった。その中で今季古川(孝敏)さんというエース的存在が入ってきて、その中でチームの中でもオフボールでのシュートを増やそうとなったときに、自分も全然練習をしたり実戦でもやってこなかったので、そういったところはまだまだだと思うので、もっと練習していきたいなと思っています。その中でドライブからのプルアップやロングスリーというのは、ものすごくやれている部分があります。そこはどんどんやっていきたいです」

Q 古川が入ったことで、ピンダウンを使ったプレーをやるってことですよね?
「そうですね。今までやってこなかった…。本当にそういうところは自分のパーセンテージがぐっと落ちてくるので、そこで点数を取れればものすごく自分にとってもプラスで、そこからドライブでも行けますから、引き出しが増えてきます。そこのパーセンテージはどんどん上げていきたいと思っています」

文:青木 崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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