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【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 11】辛抱強く練習に取り組み続け、与えられたチャンスで成果を出したバンバ
B.LEAGUEコラム by 青木 崇12月22日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦、川崎ブレイブサンダースの北卓也コーチは、今季初めてジュフ・バンバを出場選手に登録。ようやく巡ってきたチャンス、バンバは22分2秒間で11点、9リバウンド、EFF20という数字を残し、チームの勝利に貢献した。
ハイライトは3Q終了直前の残り7秒、ニック・ファジーカスのミスショットをそのままダンクで叩き込み、同点に追いついたシーン。「気分よかったですね」と語ったプレーが生まれるきっかけは、ディフェンスでの頑張り。3Q4分46秒と4分16秒の2度、ゴールへアタックしてきた中東泰斗に対して決めたブロックショットは、11点差をつけられて苦しんでいたチームに活気を与え、カムバックの要因になった。
「練習でやった通りヘルプに行かなければいけないし、それが中の選手たちの役割だから、それを忘れずにやりました」
ブロックショットについてこう振り返ったバンバは、4Qでも8分45秒間プレーし、3Pシュートを含む5点、4リバウンド、1アシスト。EFFでチーム最高の9という数字を残したことは、川崎が延長で名古屋を振り切るうえで欠かせないもの。北コーチは試合後、「チームにエナジーを与えてくれて、重い雰囲気のところで彼のブロックショット2本で流れをこっちに持ってきたというのがあるので、彼はチャンスを少しつかんだと思います」と語った。
川崎の外国籍選手には、NBA経験者のバーノン・マクリンとシェーン・エドワーズがいる。実績や経験を考慮すれば、バンバが出場機会を得られない状況に直面しても驚かない。しかし、自身の立場と現状を理解し、ハードワークを続けたことが名古屋戦の活躍につながり、指揮官にもっとチャンスを与えていいかもしれないという気持にさせたことは確かだった。
「練習は選手だから毎日しなければならない。試合に出ても出なくても。練習しないとパフォーマンスが落ちる。毎日(アシスタントコーチの佐藤)賢次さんが試合に出なくてもコートで一緒に練習をやってくれたし、高いクオリティでやってきたことが今日出せました。チャンスをもらったら使わなければいけないし、今日やったことを続けなければいけない」
こう語ったバンバの次の出場機会は、正直なところいつになるかわからない。それでも、高校時代から過ごす異国の地で辛抱強くなり、毎日の練習をハードに取り組んでよかったことを名古屋戦で示したと言えるものだった。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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