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野球 コラム 2026年8月18日

【中日好き】ドラゴンズ、3位との差を縮められるか。広島、東京ヤクルトとの6連戦

野球好きコラム by 加賀 一輝
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大野雄大(ドラゴンズ)

お盆が明けて、8月後半に突入した。プロ野球のペナントレースはほとんどのチームが残り40試合を切り、最終コーナーに差し掛かる頃合いだ。本稿では8月11~16日の中日ドラゴンズの戦いを振り返り、今週の展望を記したい。

◆先週は2勝4敗

まずは先週の振り返りから。本拠地・バンテリンドームナゴヤに横浜DeNA、巨人を迎えての6連戦である。

・8月11日(火):◯5-2 横浜DeNA
・8月12日(水):●3-6 横浜DeNA
・8月13日(木):●1-5 横浜DeNA

本拠地6連戦の前半、横浜DeNA戦は初戦に勝ったものの、結果は1勝2敗と負け越した。3位争いを展開する相手に痛い負け越しである。

1戦目は2回、6番・石伊 雄太の適時打で先制すると、続くチャンスでこの日先発登板の大野 雄大が9球粘っての2点適時打をマーク。3回には7番・板山 祐太郎の押し出し四球で追加点。序盤に4点を奪い、試合の主導権を握った。投げては大野が6回2失点の好投で今季8勝目。後を受けたリリーフ陣も3イニングを完全投球で締めた。

第2戦は初回に細川 成也が逆方向へのソロを放ち、連日の先制に成功。ただ、その後は東 克樹の前に打線が沈黙。投手陣は合計5本のアーチを浴び、逆転負け。最終回、細川がこの日2本目の本塁打を5階席に打ち込んだのがささやかな救いであった。

3戦目は初回に1点を失うも、すぐさま上林 誠知のソロで同点に。上林は「右膝裏の靭帯部分断裂」から復帰初戦、初打席でいきなりの一発を放った。先発の金丸 夢斗は粘りきれず、6回4失点で今季9敗目。3本の本塁打を打たれている。

・8月14日(金):●0-1 巨人
・8月15日(土):◯11-2 巨人
・8月16日(日):●0-11 巨人

週末は巨人を迎えたが、このカードも1勝2敗と勝ち越しはならなかった。

第1戦は先発・髙橋 宏斗が4回、高校時代の盟友でもある中山 礼都に適時打を浴び、先制点を許す。結果的にこれが決勝点となってしまった。髙橋宏は7回まで投げて4安打8奪三振2四球と良い内容だっただけに、打線の援護を得られなかったのは残念だった。

2戦目は前夜の零封負けが嘘のように、打線が13安打11得点の猛攻を見せて、大勝を収めた。ちなみに、本拠地での2桁得点は7月10日の広島戦(10-1)以来、今季2度目。4番に座ったミゲル・サノーが2打席連続本塁打、4年ぶりの一軍出場となった福元 悠真がプロ初打点となる2点適時二塁打を記録している。投げては先発のカイル・マラーが7回無失点で5勝目。直近3登板はいずれも白星を挙げている。

第3戦は柳 裕也と、かつて中日に所属した小笠原 慎之介の熱い投げ合い。柳は初回に内野ゴロの間に先制されるも、7回4安打1失点。120球を投げた。柳の降板後、救援陣の粘りに期待がかかるも、8回に一挙10点を失い、ゲームが壊れてしまった。

3位との差を縮めるためにも、先週の本拠地6連戦は重要だった。しかし、よもやの2カード連続負け越し。シーズンは34試合を残して、46勝62敗1分け。4位の横浜DeNAと4ゲーム差、3位の東京ヤクルトと5ゲーム差の5位となっている。

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◆今週はマツダで広島戦→バンテリンで東京ヤクルト戦

今週の予定は下記の通り。

・8月18日(火)~20日(木):vs. 広島(マツダスタジアム)
・8月21日(金)~23日(日):vs. 東京ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

前半はリーグ最下位の広島と敵地で戦う。順位こそ1つ上にいる中日だが、広島とは相性がよくなく、ここまで6勝10敗。前回もマツダで1勝2敗と負け越して、後半戦最初のカードで出鼻をくじかれている。

先発予想は初戦から大野(予告済み)、櫻井 頼之介、金丸。報道によると櫻井はすでに一軍練習に合流しており、6月24日以来の登板が見込まれる。ファームでは直近3登板で20イニング投げて、自責はわずか1点のみ。好調ぶりを発揮して、久しぶりの白星といきたい。

週の後半は本拠地で東京ヤクルトと3連戦。現在3位に位置する東京ヤクルトだが、中日は今季ここまで10勝6敗と勝ち越し。前回カードもスイープを達成している(8月4~6日)。

先発予想は髙橋宏、マラー、柳。打線に目を向けると、東京ヤクルトを相手に最多の14打点を挙げている村松 開人を故障で欠くのは痛い。それでも、同カードで4本塁打を放っている板山 祐太郎や、1試合2本塁打を記録した阿部 寿樹といったベテラン陣の奮起に期待したい。

文:加賀一輝/写真:産経新聞社

加賀 一輝

加賀 一輝

1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント

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