人気ランキング
コラム一覧
細川成也(ドラゴンズ)
夏真っ盛り。地域によっては40度を超えることもあり、酷暑に耐える日々だ。そんな中で、プロ野球はオールスターブレイクに突入。細川 成也はホームランダービーで初優勝を果たし、オールスター第2戦でも2本塁打を放ってMVPに輝いた。本稿では中日の7月後半、ならびに前半戦を振り返っていこうと思う。
中日ドラゴンズ2026
◆連続負け越しからの連続勝ち越し
まずは7月後半の振り返りから簡単に綴っていく。
・7月14日(火):●2-5 阪神
・7月15日(水):◯6-5 阪神
・7月16日(木):●1-3 阪神
本拠地『バンテリンドームナゴヤ』に阪神を迎えてのシリーズから、9連戦がスタート。善戦むなしく1勝2敗と負け越した。水曜の第2戦が唯一の勝利で、ジェイソン・ボスラーが2ラン含む3打点。石川 昂弥もライト方向へ本塁打&二塁打を放ち、2打点の活躍を見せた。投げてはドラフト1位・中西 聖輝が6回4安打2失点で2勝目をマークしている。
・7月17日(金):●1-4 巨人
・7月18日(土):◯5-1 巨人
・7月19日(日):●1-6 巨人
東京ドームに乗り込んでの巨人戦。2カード連続の1勝2敗となってしまった。初戦は1-1の9回裏に坂本勇人のサヨナラ3ランで敗北。2戦目はミゲル・サノーと細川の効果的な一発が出て勝利。前週に今季初勝利を挙げた涌井 秀章が2勝目を手にしている。
・7月20日(月):◯4-2 東京ヤクルト
・7月21日(火):◯11-4 東京ヤクルト
・7月22日(水):●5-8 東京ヤクルト
9連戦オーラスは神宮での東京ヤクルト戦。2勝1敗と勝ち越しに成功した。初戦は高橋 宏斗が約2ヶ月ぶりの一軍登板。8回2失点8奪三振の好投で久しぶりの白星を手にした。2戦目は4番に入った阿部 寿樹が2本塁打5打点の大活躍。チーム全体でも11安打11得点と活発だった。
・7月24日(金):◯3-2 横浜DeNA
・7月25日(土):●0-5 横浜DeNA
・7月26日(日):◯5-1 横浜DeNA
オールスター前、最後のカードはホームに戻っての横浜DeNA戦。2カード連続勝ち越しを決めた。初戦は劣勢を強いられるも、1点を追う9回にボスラーが起死回生の同点三塁打。さらに村松 開人が遊撃への内野安打を放ち、逆転サヨナラ勝ちを収めた。1勝1敗で迎えた第3戦は、同点の8回に板山 祐太郎が満塁の走者を一掃する適時三塁打。9回は松山 晋也が締めている。
J SPORTS STADIUM2026
◆CS圏内とは7ゲーム差
中日はオールスター前まで94試合を戦い、38勝55敗1分。借金17のリーグ最下位に沈む。5位・広島とは1ゲーム差、クライマックスシリーズ圏内とは7ゲーム差となっている。
7月こそ月間勝ち越しを決めているものの、やはり開幕ダッシュの大失敗が今も尾を引いている印象だ。開幕20試合でわずか4勝しか挙げられず、結局3・4月は8勝19敗に終わった。ひとえにこれは救援陣の踏ん張りが効かなかったからで、同期間の救援防御率は5.17。開幕戦で4点リードを守れなかったのはその象徴とされる。
ただ、各種成績を見ると改善傾向にあるのも確かで、6月と7月の救援防御率はともに2点台。抑えの松山につなぐ「勝ちパターン」が固まってきたのが大きい。特に2年目左腕・吉田 聖弥の成長は目を見張るものがある。
打線も315得点はリーグ3位、74本塁打はなんとリーグトップの数字を誇る。本拠地に今季から導入された『ホームランウイング』なしでこの数字はないが、サノーや細川に加え、石川や鵜飼 航丞の適応も見逃せない。また、球場の環境が変わる中、38失策はリーグで最も少なく、守備面でも一定の成果を出している。
持っているポテンシャルを鑑みれば、こんな成績で終わるチームではない。90周年イヤーは残り50試合を切る中、とにかく爪痕を残してもらいたい。まだ諦めるには早すぎる。
オールスター明け、7月31日からリーグ戦が再開。敵地での広島戦からスタートする。悪夢の開幕シリーズを塗り替えるような戦いを期待したい。
文:加賀一輝/写真:産経新聞社
加賀 一輝
1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
中日 vs. 横浜DeNA(07/24) J SPORTS STADIUM2026
7月24日 午後5:55〜
-
中日 vs. 横浜DeNA(07/26) J SPORTS STADIUM2026
7月26日 午後1:25〜
-
中日 vs. 横浜DeNA(07/25) J SPORTS STADIUM2026
7月25日 午後1:55〜
-
広島 vs. 阪神(07/19) J SPORTS STADIUM2026
7月19日 午後5:55〜
-
広島 vs. 阪神(07/18) J SPORTS STADIUM2026
7月18日 午後5:55〜
-
中日 vs. 阪神(07/16) J SPORTS STADIUM2026
7月16日 午後5:55〜
-
広島 vs. 巨人(06/23) J SPORTS STADIUM2026【限定】
6月23日 午後5:55〜
-
広島 vs. 阪神(07/17) J SPORTS STADIUM2026
7月17日 午後5:55〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!



