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野球 コラム 2026年7月10日

村上宗隆、メジャー復帰でホワイトソックス打線はフルメンバーがそろう

MLBコラム by 山田 結軌
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村上宗隆(ホワイトソックス)

主砲が帰ってくる。チームが苦しむときに合わせるかのようにチームに戻る。右太もも裏を痛めて負傷者リスト(IL)に入っていた村上 宗隆内野手(26)が10日(日本時間11日)のアスレチックス戦からメジャー復帰し、42日ぶりにシカゴ・ホワイトソックス打線に入る。

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「状態はいい。準備はできている。(アスレチックス3連戦は)出場する予定だが一塁に入るか、DHに入るか、日々の状態をみながら判断する」

9日(同10日)、レッドソックスに3連敗を喫した試合後に、ベナブル監督が主砲の復帰を明言した。3連戦期間、ホワイトソックス打線は1点、0点、1点の得点力不足。村上がいれば…と思いたくなるような貧打の展開だった。一振りで劣勢を跳ね返すことができる長打力は、まさに今、チームが求めている戦力だ。

村上は5月29日(同30日)のタイガース戦の3回1死一塁で二ゴロを放ち、一塁へ全力疾走した際に右太もも裏を負傷した。翌30日(同31日)からIL入り。チームは、主砲の不在期間を17勝18敗と粘り強い戦いを続けた。ア・リーグ中地区でガーディアンズと並び、地区首位をキープしている。

「しっかり出場できたのでそこが一番良かったですし、何も不安なく試合に出れたんで、良かったです」

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マイナー傘下3Aシャーロットで39日ぶりの実戦復帰した7日(同8日)には、そう話し、完治を強調。翌8日(同9日)は、フル出場した。

「いろんな人が関わってくれている。すごく感謝していますし、本当に裏方さんのおかげというか。僕のトレーナーさんもそうですし、チームのトレーナーさんもそうですし、食事を作ってくださるシェフの方もそうですし、本当にいろんな方が手伝ってくれてるので、本当に感謝したいなと思っています」

マイナー戦後、村上は不安なしを強調した

ホワイトソックスは47勝45敗でア・リーグ中地区首位タイ。3年連続100敗していたチームは、5年ぶりの地区優勝、ポストシーズン進出を狙える成績を残しており、着実に再建が進んでいる。

今季、村上を含めたメジャーデビューした新人は13人でメジャー30球団最多。

ホワイトソックスは2024年12月、左腕ギャレット・クローシェをレッドソックスへ放出し、捕手カイル・ティール(24)、外野手ブレイデン・モンゴメリー(23)、内野手チェイス・メイドロス(24)、右腕ウィケルマン・ゴンザレス(24)の4選手を獲得した。

4人全員がすでにメジャーデビューしており、2025年デビューのティールは今季打率.188、2本塁打、11打点、OPS.597。同じく2025年デビューのメイドロスは打率.266、7本塁打、29打点、OPS.712と二塁を中心にレギュラーを張っている。

2025年デビューのW・ゴンザレスはメジャー通算16登板、防御率2.66。2026年デビューのB.モンゴメリーは昇格前に3Aで打率.314、10本塁打、41打点、OPS.970を残し、メジャーデビュー戦でサヨナラ2ランを放つなど、ここまで打率.226、2本塁打、8打点、OPS.674を記録している。

若い力と村上の復帰。ホワイトソックスは、開幕前から期待していた戦力がそろう。フルメンバーで前半戦ラスト3試合を戦う。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
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