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大谷翔平(ドジャース)
最近、二刀流スターがマウンド上で見せているささやかな苦闘の原因は、捕手との相性にあるのか?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷 翔平は現地6月24日(日本時間25日)、敵地『ターゲット・フィールド』でのミネソタ・ツインズ戦に「1番・投手兼指名打者」でスタメン出場。
打席では5打数2安打1打点で自らを援護しつつ、マウンド上では6回89球を投げ、5安打3失点(自責2)、8奪三振2四球と、クオリティ・スタート達成の粘投で勝利投手の権利を得てブルペンにバトンを渡した。試合はドジャースが4-3で勝利し、大谷は今季8勝目(2敗)を挙げた。
◆試合結果
ドジャース|0 1 3 0 0 0 0 0 0|4
ツインズ |0 3 0 0 0 0 0 0 0|3
『スポーツ・イラストレイテッド』誌は試合後、電子版に「ドジャースのダルトン・ラッシングはショウヘイ・オオタニと意見の相違があり、デーブ・ロバーツとの話し合いに発展」と題した記事を掲載し、投手・大谷とマスクを被った若手捕手とのコミュニケーションが。必ずしも円滑ではなかったことを伝えている。
記事では冒頭で、「ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スター、ショウヘイ・オオタニはまだ新しい捕手に適応している最中にある」と前置きした上で、大谷は先発登板したシーズン最初の10試合では正捕手のウィル・スミスとバッテリーを組んできたが、スミスが負傷者リスト入りして以降はラッシングとバッテリーを組んでいることを説明。
続けて、「この両者の意思疎通は、完全には上手くいっていないと言って間違いないだろう」とした上で、この試合中、ストライクとボールの判定を巡るチャレンジで、何度か両者の意見が一致しなかった場面、さらには、その後、ダグアウトにてロバーツ監督がラッシングに何かを言い諭しているように見えた場面に焦点を当てた。
確かに今季の数字を振り返ると、大谷はスミスとバッテリーを組んだ10試合では、61イニングを投げて自責5で防御率を圧巻の0.74としていたが、ラッシングと組んだ直近3試合では、18回2/3を投げて自責9とし、シーズンを通した防御率は1.58まで上昇している。
スミスの復帰は、早くても現地7月2日から始まる本拠地でのパドレスとのシリーズ以降になる見込みとなっており、それまでの間に、大谷は少なくとも1試合で先発登板する見通しとなっている(恐らくは現地1日の敵地アスレチックス戦)。
今後、サイ・ヤング賞争いの行方を占う上で、ラッシングとコンビを組む際の大谷のパフォーマンスが大きな鍵を握ることになりそうな気配を漂わせているが、野球のフィールド上ではほぼ全ての事を可能にしてきた「万能の人」が、次回登板へ向け、若手捕手とのコミュニケーションをどこまで向上させることができるかは、とても興味深いところだ。
J SPORTS 編集部
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