人気ランキング
コラム一覧
ビド(左)とエンカーナシオン(ベイスターズ)
交流戦を5勝13敗で終え、現在4位と厳しい戦いが続くベイスターズですが、再開するリーグ戦での巻き返しに向け、2人の新外国人獲得のニュースが入ってきました。
今季は投手5人、野手1人の外国人登録選手6人に、日本人扱いとなったビシエドを含めた外国人7人でのスタートとなりましたが、先発で期待されたコックスが左肘手術で今季絶望となり、阪神から移籍したデュプランティエも故障離脱中、野手もビシエドがシーズン途中での引退となり、スイッチヒッターのヒュンメルもここまで打率.215と今ひとつの成績で、球団は投打で新外国人選手の補強に踏み切りました。
J SPORTS STADIUM2026
投手のビドは、2017年にアマチュア・フリーエージェント(FA)でパイレーツと契約した30歳で、最速158キロの速球にスライダー、シンカー、スイーパーなど多彩な変化球が武器の長身右腕。
2023年にメジャーデビューを果たすと、16試合(うち先発9試合)に登板して2勝5敗、防御率5.86をマークしました。翌2024年はアスレチックスに移籍し、この年も16試合(うち先発9試合)の登板で5勝3敗1ホールド、防御率3.41。
2025年は不調で途中マイナー降格もありましたが、最終的に自己最多となる26試合(うち先発10試合)登板で2勝5敗1セーブ、防御率5.87を記録しています。
昨年オフにブレーブスに移籍し、さらにシーズン途中でホワイトソックスに移籍した今季は2チームで11試合に登板して2勝0敗1セーブ、防御率6.27をマークしており、MLB通算成績は4年間で69試合登板、11勝13敗、防御率5.17。212回1/3で190奪三振を記録しています。
成績から見てもわかるように、先発、リリーフどちらもこなせる本格派右腕ですが、入団会見で本人が「長いイニングが投げられるのが強み」と語ったように、ベイスターズでは先発候補として期待されています。
野手のエンカーナシオンは、2015年のアマチュアFAでマーリンズと契約した28歳。身長193センチ、体重113キロの巨漢スラッガーで、2022年のメッツ戦で果たしたメジャーデビュー戦では、いきなり逆転満塁本塁打を放ち、さらに外野守備からの補殺、盗塁も記録し、デビュー戦でこの3つを記録したのは、MLB史上初の快挙でした。
同年はMLBで23試合に出場して打率.182、3本塁打、14打点を記録。翌2023年は、メジャー昇格はなりませんでしたが、3Aジャクソンビルで122試合に出場して打率.228、26本塁打、76打点をマークしています。
2024年は開幕からメキシカン・リーグでプレーし、5月にジャイアンツでMLBに復帰。35試合出場で打率.248、5本塁打、19打点を記録しています。
その後は2025年が19試合出場(2本塁打)、今季はここまで17試合出場(本塁打0)で、MLB通算10本塁打ですが、メキシカン・リーグや3Aで長打力を示してきました。外野守備での強肩も含めて大きな戦力となることが期待されています。
入団会見後に、横浜スタジアムで行ったフリー打撃では、「来日する時には100%の状態に仕上がっていた」という言葉通り、バックスクリーンにある「コカ・コーラ」の看板を超える打球を放つなど、その長打力の片鱗を見せています。
開幕からここまで牧秀悟など、主力の故障が相次ぎ、交流戦を終えて借金10からのリーグ戦再開と、厳しい現状のチームですが、2022年には交流戦終了時の借金6から、最終的に貯金5でリーグ2位となり、クライマックスシリーズ進出を果たしたこともありました。
今季は3位まで差があり、苦しい状況に間違いはありませんが、まだ半分以上残っているレギュラーシーズンで、最後まで諦めない戦いに期待したいところです。
文:大久保泰伸/写真:産経新聞社
横浜DeNAベイスターズ 2026
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
準決勝 ~神宮球場~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
6月13日 午前11:15〜
-
準々決勝 ~神宮球場~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
6月11日 午前8:50〜
-
広島 vs. 北海道日本ハム(06/16) ~セ・パ交流戦~ J SPORTS STADIUM2026
6月16日 午後5:55〜
-
6月14日 午後1:45〜
-
広島 vs. オリックス(06/07) ~セ・パ交流戦~ J SPORTS STADIUM2026
6月7日 午後1:25〜
-
1回戦/2回戦 ~東京ドーム~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
6月9日 午前8:50〜
-
1回戦 ~東京ドーム~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
6月8日 午前8:50〜
-
2回戦 ~東京ドーム~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
6月10日 午前8:50〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!



