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野球 コラム 2026年6月8日

【中日好き】ドラゴンズ、交流戦最終週は千葉と北海道での6連戦

野球好きコラム by 加賀 一輝
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阿部寿樹(ドラゴンズ)

全国的に梅雨入りの様相である。ジメジメした日が続き、気圧の変化も大きい。体調最優先で日々の生活を過ごしたいところだ。

そんな中でもプロ野球のシーズンは続いており、現在はセ・パ交流戦の真っ最中。本稿では中日ドラゴンズの前週の振り返り、並びに今週の見どころを記したい。

◆先週は1勝5敗

・6月2日(火):●0-3 福岡ソフトバンク
・6月3日(水):●5-8 福岡ソフトバンク
・6月4日(木):●1-2 福岡ソフトバンク

先週は本拠地「バンテリンドームナゴヤ」での6連戦。前半は昨季の日本一チーム・福岡ソフトバンクを迎えるも、3連敗を喫した。

初戦はカイル・マラーが相手の4番・栗原 陵矢に2本の適時打を浴びて、6回3失点で降板。打線は大津 亮介の前に7回1アウトまで完全投球をされ、田中 幹也の安打で大記録を逃れるのに精一杯。1安打完封負けを喰らった。

2戦目は5回に村松 開人の適時打と細川 成也の3ランで一挙4点を先制。試合の主導権を握ったと思いきや、6回に投手陣が崩れて逆転を許す。その後すぐに福永 裕基の適時打で追いつくも、延長11回に力尽きた。なお、ドラフト3位右腕・篠﨑 国忠が一軍デビューを飾っている。

第3戦は金丸 夢斗が栗原に2ランを浴び、これが決勝点に。打線は細川の適時打で1点を返すも、追いつくことはかなわなかった。

・6月5日(金):◯1-0 埼玉西武
・6月6日(土):●2-5 埼玉西武
・6月7日(日):●1-4 埼玉西武

週末はパ・リーグ首位の埼玉西武と対戦。1勝2敗の負け越しに終わった。

第1戦は柳 裕也と髙橋 光成の投げ合いでゼロ行進が続き、中日は8回から継投。吉田 聖弥がピンチを切り抜け、松山 晋也も無失点リリーフ。援護の時を待った。

待望の瞬間は9回に訪れた。2死1・2塁から代打・阿部 寿樹が右中間へサヨナラ打! 髙橋の154キロを鮮やかに弾き返し、今シーズン2度目のサヨナラ勝利をもたらし、連敗を5で止める殊勲打となった。

この勢いで2戦目も……といきたいところで、板山 祐太郎が2回に先制2ラン。ここまではよかった。先発の大野 雄大は5回まで無失点に抑えていたが、6回に2死から崩れて桑原 将志の適時打とタイラー・ネビンの3ランを浴びて逆転を許し、そのまま終わった。

第3戦は1点を追う8回に本カードから復帰した岡林 勇希が同点の犠牲フライ。1-1で延長戦に突入する。中日は11回裏、2死満塁の好機をつくるが、1ボールから一塁走者の細川がピックオフで刺されるビッグプレーが発生。サヨナラ機を逃すと、12回に3点を奪われジ・エンドとなった。

先週はパ・リーグ上位球団と戦い1勝5敗。力の差を見せつけられる格好となった。シーズン通算では58試合を戦い、20勝37敗1分け。5位・広島と3.5ゲーム差の最下位だ。

◆交流戦最終週はビジター6連戦

今週の予定は以下の通り。

・6月09日(火)~11日(木):vs.千葉ロッテ(ZOZOマリンスタジアム)
・6月12日(金)~14日(日):vs.北海道日本ハム(エスコンフィールド北海道)

週の前半は千葉ロッテと3連戦。千葉ロッテはパ・リーグ5位につけているが、負け越しはわずかに2つ。交流戦では6勝4敗2分けと勝ち越している。中日としては通算34勝36敗4分けとほぼ互角の相手で、昨季はホームでスイープを決めている。今季はビジターで再現といきたい。

リリーフに好成績者が多く、抑えの横山 陸人は12球団トップの20セーブを記録。セットアッパーの鈴木昭汰はリーグトップの18ホールドポイント(4勝14ホールド)。八木彬は勝ち運に恵まれ、5勝を挙げている。彼らに投げさせないよう、先手必勝で臨みたい。

野手で注意したいのは西川 史礁。大卒2年目のスラッガーは、ともにリーグ1位の打率.313&72安打をマーク。思い切りの良いスイングが持ち味だ。OPS.829と「打てる捕手」として復活した佐藤 都志也、驚異的な二塁守備を見せる小川 龍成もキーマンとなりそうだ。

後半は北広島に乗り込み、北海道日本ハムとの3連戦。優勝候補と言われる中、チームは現状パ・リーグ4位。それでも交流戦は8勝3敗と調子を上げてきている。中日としては交流戦通算31勝41敗2分と相性が悪く、2021年に勝ち越したのが最後。エスコンフィールドでは2年前に1勝2敗で終えている。

不規則な先発ローテーションを組んでいるため、予想しにくい部分はあるが、北山 亘基や福島 蓮が投げてきそう。あとは台湾出身右腕の孫 易磊の登板もあるかもしれない。

打線はフランミル・レイエスと万波 中正の大砲コンビに注意。レイエスは打撃3部門全てでリーグ3位以内に入り、万波は粗さはあるものの12本塁打を放っている。投手陣には大胆かつ繊細なピッチングを望みたい。

そして、北海道日本ハムといえば元中日勢との再会が楽しみだ。本稿執筆時は郡司 裕也、アリエル・マルティネス、福谷 浩司、山本 拓実が一軍に帯同中。元チームメイトとの対戦は訪れるだろうか。

最後に、中日の先発予想はマラー櫻井 頼之介、金丸、柳、草加 勝涌井 秀章だ。土曜の草加は願望込みだが、救援で良いボールを投げているので、抜擢があってもおかしくない。

文:加賀一輝/写真:産経新聞社

加賀 一輝

加賀 一輝

1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント

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