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今、MLBのスタジアムでは、観客が上半身裸になって着ていた服をブンブン振り回す『タープ・オフ』(Tarps Off)なるムーブメントが隆盛の兆しを見せ始めている。
『MLB.com』は現地5月19日付でこの新たなトレンドに着目した記事を掲載し、その起源などを紹介しているので、今回はそちらの記事を紹介しよう。
記事を投稿したマックス・ラルフ記者は記事の冒頭で、今季のMLB序盤戦における最大のサプライズの1つとなっているセントルイス・カージナルスの快進撃について触れ、「2026年のカージナルスは魔法がかっている」とした。
続けて、「ジョーダン・ウォーカーと、JJ・ウェザーホルトの大躍進も貢献しているが、どうやら最近、その魔法はどこか別のところから発している模様である」とした上で、「ブッシュ・スタジアムでは、右翼スタンドに集まった少数のファンが、シャツを脱いで応援タオルのようにブンブン振り回す『タープ・オフ』ムーブメントが発生。
その後、シャツを脱いだ観客の群衆は増え続け、最終的にはそのセクション全体が、このトレンドに加わった幅広い年齢層の男性で埋め尽くされるようになった」と伝えた。
記事によると、この現象が始まったのは、カージナルスがカンザスシティ・ロイヤルズにサヨナラ勝ちした現地15日の試合であり、「実情を調べてみると、この発起人はスティーブンF・オースティン大学の野球クラブチームのメンバーだった」と説明。
さらに、「翌日、オリ・マーモル監督は、土曜と日曜のブッシュ・スタジアムの『タープス・オフ』セクションの残りのチケットを買い取り、同チームをカージナルスのクラブハウスへ招待した」とのこと。
これを皮切りに、「タープ・オフは今や全米に広まって」おり、ラルフ記者は「レイズ、マリナーズ、そしてタイガースの試合でも、ファンがこの騒ぎに加わっている。勇敢なるフィリーズのファンは、土砂降りの雨の中で、これを敢行したほどだ」と伝えている。
同記者のリサーチしたところによると、このムーブメントは元々、2025年にアメリカの大学フットボールで広まり始めたのがきっかけだった。
記事によると、当初は不振に喘いでいたオクラホマ州立大学アメフトチームのファンが、「少しでも楽しみを見出すための試み」として始めたのだが、それが他の大学にも飛び火し、「全米チャンピオンに輝いたインディアナ・フージャーズでさえ、上半身裸で応援するファンが出現するに至った」とのこと。
カージナルスに話を戻すと、現地水曜に「カージナルスは、ブッシュ・スタジアムの右翼スタンド上部の長椅子席を『熱狂的ファン専用セクション』として、球場にいるすべてのファンに対して、持っている席種に関係なく開放すると発表」した。
記事では「何よりの朗報」として、「シャツの着用は任意!」としている。
J SPORTS 編集部
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