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大谷翔平(ドジャース)
現地9月19日(日本時間20日)、大谷翔平が自身初のポストシーズン行きが決定した試合で、1試合6安打、3本塁打、10打点、2盗塁と歴史的なパフォーマンスで、MLB史上初となる『50-50』(50本塁打、50盗塁)の大台に乗せ、その数を『51-51』に伸ばした。
この偉業達成を現地メディアも一斉に速報記事で伝えており、スポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』は、記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは記録を更新した契約の1年目に、1球も投球することなく、驚嘆させる新たな方法を見つけ出した」と前置き。
「誰よりも早く1シーズンに40本塁打、40盗塁を達成したことさえ十分素晴らしかった」と続けた上で、「そして、『50-50』まで登り詰める?その山の頂に、オオタニは1人で立っているのである」と伝えた。
全国紙『USAトゥデイ』は、電子版に掲載した速報記事の冒頭を「ショウヘイ・オオタニはキャリアを一変させてしまう後退を、生産の妨げとさせなかった。彼は単純にその計り知れない才能を配分し直し、歴史を作り続けたのである」とした。
その上で、「オオタニは野球史上初めて単一シーズンに50本塁打と50盗塁を達成した選手となり、身長6フィート4インチ(193センチ)、体重210ポンド(95.3キロ)で、サイ・ヤング賞レベルの投球もできるスラッガーができることの限界を打ち砕いた」と伝えた。
一方、現地局『FOXスポーツ』は電子版に掲載した速報記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニが木曜に、史上最高の打撃パフォーマンスの1つを見せつつ、その過程で更に歴史を作った」と伝えた。
そして、この日の大谷による圧巻のパフォーマンスと大台達成を詳報。記事では、この試合の大谷による17塁打にも触れており、記事によると、「彼は1試合で17塁打を記録した7人目の選手となり、初めて4本の本塁打を打たずにこれを達成した選手となった」とのこと。
なお、『MLB.com』のアンソニー・カストロビンス記者は試合後、「史上最高の試合では?」と題した記事を投稿。
MLBで打点が公式記録となった1920年以降、この試合が始まるまで「1試合10打点以上」「1試合6安打以上」「1試合5長打以上」「1試合3本塁打以上」「1試合2盗塁以上」の全てをキャリアを通じて達成した選手が存在しなかったにも関わらず、大谷が1試合でその全てを達成したことについて以下のように伝えた。
「MLB史上最高の1試合でのパフォーマンス。オオタニを『ユニコーン』と呼ぶ人々がいるが、オオタニはユニコーンより優れていたのである。何故なら、彼は実在するからだ」。
J SPORTS 編集部
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