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大谷翔平(ドジャース)
毎年恒例とはいえ、二刀流スターが今年も歴史的なシーズンを送っている。ドジャースの大谷翔平は現地8月3日(日本時間4日)、敵地アスレチックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場すると、5打数2安打1四球3盗塁でチームの勝利に貢献するとともに、今季の盗塁を31に伸ばした。
試合後、『MLB.com』のデビッド・アドラー記者は、大谷よる30-30(30本塁打、30盗塁)達成を伝える記事を投稿し、その冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは毎年、新たな歴史的快挙を達成しているように見えるが、またしてもそれをやってのけた」と前置き。
その上で、「オオタニはこの程、1シーズンでの30本塁打、30盗塁を達成し、初めて30-30クラブに加わったのが、ドジャースのスーパースターはそれを、史上類を見ない早さで達成したのである」と伝えた。
さらに同記者は、「すでに33本塁打を放っているオオタニは、土曜のアスレチックス戦で、今季29、30、そして31個目の盗塁を決め、30-30クラブのメンバーとなった」と伝えた。
そして、「今年わずか108試合目だったのである」とした上で、「オオタニはア・リーグ、ナ・リーグの両リーグを通じて、史上3番目の早さでシーズン30-30を達成したのである」と報じている。
なお、記事によると史上最速は、1987年に90試合で達成したレッズのエリック・デイビスで、史上2番目の早さでの達成は、1998年に107試合で達成したマリナーズのアレックス・ロドリゲスとのこと。
また、アドラー記者は、「ドジャースでの30-30達成はオオタニが3人目」であり、「オオタニはこれまで40-20を2度達成しているが、次のパワーとスピードを兼ね備えた記念碑的節目であり、これまでホセ・カンセコ(1988年)、バリー・ボンズ(1996年)、A・ロッド(1998年)、アルフォンソ・ソリアーノ(2006年)、そして昨季のロナルド・アクーニャJr.の5人しか達成していない40-40を狙うにあたり、まだ多くの時間が残されている」と、大谷が40本塁打40盗塁を射程に入れたことを伝えている。
なお、大谷は「50-30」、あるいは「50-40」も狙える位置につけているが、これらは未だかつて誰も達成していない記録である。
J SPORTS 編集部
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