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秋山翔吾(カープ)
先週のカープは横浜DeNA、巨人相手に3勝2分と負けなしで最下位を脱出。借金は1まで減りました。打線は16日の横浜DeNAとの初戦で今季最多の15安打11得点から、勝った3試合は11、5、6得点と、ようやく「取っても3点まで」の貧打からの脱却も窺える状態になってきました。
スコアレスドローに終わった2試合でも、21日の巨人戦は5回まで0-0の後、先発した大瀬良大地が6回表に小林誠司のタイムリーで1点を失うも、試合前から降り続いた雨足が強まり、6回表が終了しない段階でコールドゲームが決まったため、得点が認められず引き分けと、ラッキーな一面もありました(成績は4月21日現在)。
◆チーム待望の右の主軸候補2人がプロ初安打
16日の横浜DeNA戦で久保修がプロ初安打を記録。久保は大阪観光大学から2022年ドラフト7位入団の外野手で、自身10打席目での初安打となった。大卒2年目で初の開幕一軍を果たした今季は、4日の東京ヤクルト戦でスタメン起用されるも4打席無安打(1死球)。
それでも守備要員として起用された際には、フェンス際の打球を好捕するなど、再三の好守を見せていた。7回の守備からの出場した16日、8回の打席で横浜DeNA5番手の森原康平から、初球のストレートを強烈な打球でレフト前に運んだ。
19日の巨人戦では二俣翔一が、高卒4年目のプロ初安打。8回に代打で登場し、巨人2番手の高梨雄平から三遊間を破る安打を放った。磐田東高校から2020年育成ドラフト1位入団の二俣は、捕手としてスタートしたが、2022年から内野手にコンバートされ、以後は三塁、二塁、遊撃に加え、外野も守れるマルチな選手として活躍。
2022年シーズン終了後に支配下登録され、昨季は二塁手としてフレッシュオールスターに出場した。昨オフには巨人・岡本和真と自主トレを行い、今季は正三塁手の大穴的存在としても期待されており、『師匠』の目前でのプロ初安打となった。
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