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AIが予測する松井裕樹の2024年成績
渡米した松井裕樹の1年目は、日本を代表するクローザーがMLBでどれくらい通用するのか、という観点から、とても興味深いシーズンとなる。
昨年のWBCではボールの違いに対応しきれていない印象を受けたが、今のところ、スプリングトレーニング(3試合に登板し、防御率0.00、被打率.182、WHIP 0.67)、そしてレギュラーシーズン開幕後のパフォーマンス(3試合に登板し1勝0敗、防御率0.00、被打率.222、WHIP 1.00)を見る限り、MLBへの適応に問題はないようだ。
恐らく、ダルビッシュ有や、パドレスのアドバイザー・野茂英雄氏といったメジャーを知悉した先人たちの存在も大きく物を言っているのだろう。そんな環境下で上々のスタートを切ったように見える松井だが、AIはそんな左腕のデビューイヤーをどう予想しているのか。まずは松井の昨季を主要スタッツで振り返ってみよう。
◆2023シーズン成績
登板59 先発0 投球回57.1 防御率1.57
勝利2 敗戦3 セーブ39 奪三振72 与四球13 与死球0
自責点10 失点14 被安打38 被本塁打3
奪三振率11.30 与四球率2.04 被本塁打率0.47 被打率.189
BABIP.261 FIP1.43 WHIP0.89
39セーブは昨季パ・リーグ1位の数字だが、昨季ナショナル・リーグ最多セーブもデビッド・ベッドナー(パイレーツ)と、カミーロ・ドバル(ジャイアンツ)の39だった。
奪三振率11.30、与四球率2.04、そしてK/BB(奪三振と与四球の比率)5.54は、そのままMLBの2023年シーズンのスタッツに反映させると、クローザーではトップクラスの数字であり、昨季MLBで20セーブ以上マークした23人に限定すると、K/BBはトップ、そして被打率.189とWHIP0.89は2位に相当する成績となる。
しかし、シーズンオフに守護神ジョシュ・ヘイダーの去った今季パドレスでは、ロベルト・スアレスがクローザーを任される見通しとなっており、松井はセットアップの役割に回る公算が高い。
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