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野球 コラム 2024年3月16日

今永の“上積み”はカブスのポストシーズン進出へ直結する

野球好きコラム by 山田 結軌
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今永は着実にメジャー1年目の春を過ごしている

自己採点はやや厳しめだが、着実にステップアップしている。米大リーグ、カブスの今永昇太投手(30)は新たな環境でメジャー1年目への調整を続けている。3月2日にはオープン戦初先発でドジャースと対戦。大谷翔平投手(29)は欠場したが、ナ・リーグ西地区の優勝候補大本命に対して、2回1/3を投げ、1本塁打を含む3安打3失点、無四球5三振で57球を投げた。

「スプリング・トレーニングとはいえ、良い結果が出なかったことに対しては、ものすごく悔しい気持ちですし、この悔しい気持ちを持って次の登板に臨みたい」

プレシーズンとあって、スタメンはフルメンバーではなかった。それでも昨季打率・331、29本塁打、102打点のフリーマン、19本塁打の正捕手スミス、36本塁打&105打点のマンシー、26本塁打のT・ヘルナンデスらが並ぶ打線だった。

「ストレートは自分の中では走っていたつもりではいたんですけどね」

直球の手応えはあった。だが、2回にはメジャー未経験の23歳、パヘスに対し厳しく攻めた内角の直球を左翼へ運ばれた。

「これ駄目だな、と。駄目というしっかり変えなければいけないと思って、バランス良く投げていった。そういう反省点は良かった」

落差のあるスチェンジアップを低めに集め、スライダーをみせ、本塁打のあとは4者連続三振。決め球にはスライダー1球、チェンジアップが3球だった。キャンプ中のライブBP(実戦練習)から中5日の登板間隔。3月8日にはマリナーズ戦でオープン戦2度目の先発に臨んだ。結果は3回4安打2失点、2四球5三振、57球。最速は93マイル(約149・7キロ)だった。3度目の先発はまたも中5日で3月14日のアスレチックス戦。4回1/3で70球を投げ、3安打無失点、無四球、9三振と好投した。最速95マイル(約153キロ)はオープン戦での最高球速だった。ナイスピッチングとは裏腹に心の中で逆の考えだった。

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