【楽天好き】飛躍を誓う若手、結果を残したいベテラン。楽天イーグルス春季キャンプ第1・2クールでの選手コメント

キャンプは第3クールへ突入

春季キャンプも2月8日（木）で第2クールが終了し、11日（日）からは練習試合など実戦もスタート。実績が十分でない選手たちは、いよいよ実戦でアピールをしてポジションを勝ち取っていくという段階になります。

J SPORTSでは、選手たちの練習風景やコメントを折々で中継してきましたが、これまでの選手たちのコメントを一部、まとめてお伝えします。
※（　）内はコメントした日

投手キャプテンの則本昂大

【投手陣】

◆則本昂大
・今季から守護神に転向した。投手キャプテン

「新人のような気持ちだが、新人ほど身体は強くないので状態を見ながら調整していく。先発とは異なり、すぐに出力を上げることが求められるので、データで数値を見ながらやっていく」（2/1）

◆早川隆久
・開幕投手候補。オフは豪州ウインターリーグに参戦

「今季の目標は2桁勝利。左投手の生え抜きでは未達なので、1人目になりたい。ボールを見てもらって任せられるとなったら、開幕ローテからしっかり守っていきたいので、そこに入れるようアピールしていきたい」（2/6）

◆松井友飛
・地震で被害を受けた石川県穴水町出身。自身も帰省中に被災

「スライダーの名手である青山コーチと相談して、今季から新しくスライダーに取り組んでいる。実戦までに磨いて使えるか、使えないか判断していく。僕も被災して辛かったが、今も辛い思いをしている被災者の方がいるので、故郷のためにもがんばりたい」（2/2）

◆宮森智志
・ルーキーイヤーは22試合連続無失点も昨季は不調

「いい時と悪い時があると、シーズンで使ってもらいづらいので、安定感をテーマに掲げている。変化球は腕を振れるよう、ストレートは強い球を目指している。全力でアピールして1年を通じて投げられるよう頑張っていく」（2/2）

◆清宮虎多朗
・育成ながら初の一軍キャンプ帯同。昨季イースタンのセーブ王

「必死にアピールしたい。真っ直ぐの強さ、変化球でもカウントと三振を取れる投手というのをアピールしていきたい。支配下登録を目指し、チームに貢献できるよう頑張る」（2/2）

野手キャプテンの浅村栄斗

【野手陣】

◆浅村栄斗
・8年連続全試合出場中で今季から三塁に。野手キャプテン

「今年もキャンプではランチ特打など、しっかり振り込むが、サード守備の練習をしっかり準備していく。2000安打まで残り155本だが、1本ヒット打つのは大変なので目前とは感じない。1本ずつ重ねて、チームの優勝を目指す。則本と投打のキャプテンとして牽引したい」（2/1）

◆島内宏明
・球団生え抜き初の100本塁打記録も昨季は不調

「昨季は2軍で初心に還るいい経験ができた。今年はケガなく1年間戦えるようがんばっていきたい。11月、12月、1月としっかり練習してきたので、悔しい気持ちをぶつけたい。鼻ぷいん打法（ギャオス内藤さん直伝の鼻をぷいんと指で弾くパフォーマンス）やります」（2/6）

◆岡島豪郎
・昨季は勝負強さを発揮。島内、鈴木大地、阿部寿樹とともにチーム最年長

「年々キャンプでのしんどさは増しているが、しっかり練習している。足の出し方、ヘッドの出し方など試行錯誤して、さらに長打が打てるよう取り組んでいる。ファンのみなさんと一緒に戦って東北を盛り上げたい」（2/8）

◆村林一輝
・昨季は6月下旬からスタメンで自己最多の98試合出場

「自主トレから今年のために鍛えてきた。今年やれなければ意味がない。去年は多くの試合に出してもらえたので、今年は全試合出場という目標を掲げてがんばりたい。打撃は数字に囚われることなく、やるべきことをしっかりやれば、数字はついてくる。毎年勝負の年だけれど、改めてそう思う」（2/3）

◆堀内謙伍
・3年連続一軍キャンプでスタート。昨季は3試合にとどまる

「（村林）一輝とは同期入団で同級生。ずっと一緒にファームで練習したり、話をしたりしてきた。活躍ぶりを目の当たりにした以上、僕も負けていられない。去年の一輝みたく飛躍できたらと日々練習している」（2/4）

文：松山ようこ