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千賀滉大(メッツ)
現地メディアでは、千賀滉大を今季ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞と新人王の有力候補として推す声が日増しに増えているようだ。
メッツのルーキー右腕は現地9月20日(日本時間21日)、敵地ローンデポパークでのマーリンズ戦に先発登板すると、6回100球を投げ、7安打2失点、3奪三振2四球の好投で今季16度目のクオリティスタートを達成。
試合はメッツが8-3で勝利し、千賀は今季12勝目を挙げた。これで右腕は自責2以下の先発登板を6試合連続に、自責3以下を15試合連続に伸ばした。
◆試合結果
メ ッ ツ|0 1 2 0 0 1 2 1 1|8
マーリンズ|0 0 0 1 0 1 0 1 0|3
この試合に先立ち、現地局『FOXスポーツ』は現地20日付で電子版に、「メッツのコウダイ・センガがサイ・ヤング賞と新人王の正当性を強く主張」と題した記事を掲載し、千賀による快挙達成の可能性を伝えている。
記事では今季の千賀について、「ここ7ヶ月間で、(シーズン前にあった)未知数について答えを出してきた」とした上で、「実際のところ、レギュラーシーズンが残り2週間足らずとなるなか、センガは新人王とサイ・ヤング賞の正当性を強く主張している」と現在の右腕の立ち位置を力説。
その根拠として、「水曜のマーリンズを迎える段階で、センガの防御率2.95はナショナルリーグで3位にランクインしている」「彼の9イニングあたりの奪三振率11.07、同被本塁打率0.81、そして被打率.203は全て4位にランクインしている」「彼は規定に達した投手では2番目に被弾数が少ない」「彼の1.21 WHIPは9位」とデータを列挙。
そして、「メッツのルーキーはプレッシャーのかかる場面でもクールに対応でき、ピンチを脱する投球に長けているところを証明しており、彼のスタンドレート(残塁率)79%はリーグ2位、そしてメジャー全体で4位の数字」である点を挙げた。
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