【ハイライト動画あり】侍ジャパンU-18、前半の大一番でアメリカを振り切り辛勝。U-18ベースボールワールドカップ

オープニングラウンド　アメリカvs.日本

ともに開幕2連勝で迎えたオープニングラウンドの天王山は、雨天で試合開始が遅れる中でプレーボールを迎えると、開始直後にいきなり動きが出る展開に。

先攻のU-18侍ジャパンは、アメリカ先発の左腕クーパー・ウィリアムズの立ち上がりを攻め、二死1・2塁のチャンスを作ると、5番・森田大翔（履正社）に左中間を深々と破る2点適時三塁打が出て先制に成功する。

幸先良いスタートを切った日本は、投手陣が開幕から2試合連続完封勝利の好パフォーマンスを発揮するなか、このゲームでは先発マウンドを任された前田悠伍（大阪桐蔭）が安定した立ち上がりを見せ、初回から2イニング連続して安打を許すも、相手に二塁を踏ませることなく、3回はアメリカ打線を三者凡退に打ち取り、序盤のスコアボードに0を並べる。

追加点の欲しい日本は5回、四球と単打2本で一死満塁と、3イニング振りに得点圏へ走者を進めると、投手の暴投で三塁走者が生還し、リードを3点に広げる。日本は続く6回も、二死から単打で出塁した9番・橋本航河（仙台育英）が牽制悪送球により三塁まで進むと、1番・寺地隆成（明徳義塾）が適時二塁打を放って走者を生還させ、4-0とアメリカを突き放す。

投げては先発の前田が5回2/3、84球を投げ、4安打8奪三振無四球の快投でアメリカ打線を零封。その後は安田虎汰郎（日大三）、木村優人（霞ヶ浦）とつなぎ、無失点で7回二死まで漕ぎ着けるも、1・3塁から暴投と連打で3点を返され、なおも二死1・2塁と一打同点のピンチを迎える。

しかし、ここは4番手で登板した森煌誠（徳島商業）が三振で最後のアウトを奪い、辛くも逃げ切って無傷の3連勝スタートを飾った。

◆試合結果
日　本　｜2 0 0 0 1 1 0｜4
アメリカ｜0 0 0 0 0 0 3｜3

◆投手
・日本：前田悠伍、安田虎汰郎、木村優人、森 煌誠

◆グループB　その他の試合結果
○ベネズエラ 6-1 スペイン●
●パナマ 3-4 オランダ○

◆グループB　順位表
1位　日本　3勝0敗
2位　オランダ　2勝1敗
3位　アメリカ　2勝1敗
4位　パナマ　1勝2敗
4位　ベネズエラ　1勝2敗
6位　スペイン　0勝3敗

◆日本の残り試合
・9月4日（月）19:30　ベネズエラvs.日本
・9月5日（火）19:30　日本vs.オランダ