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野球 コラム 2023年8月16日

菊池雄星、盤石の安定感。6回4安打1失点で4試合連続クオリティ・スタート達成

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星(ブルージェイズ)

菊池雄星が熾烈なワイルドカード争いを繰り広げるチームにあって、盤石の安定感を持続させている。

ブルージェイズの左腕は現地8月15日(日本時間16日)、本拠地ロジャースセンターでのフィリーズ戦に今季10勝目を期して先発登板すると、6回4安打1失点、7奪三振無四球と快投し、4試合連続となる今季9度目のクオリティ・スタートを達成した。なお、同点の場面での降板となったため、菊池に勝敗はつかず、MLBキャリア初のシーズン2桁勝利はお預けとなったが、試合はブルージェイズが2-1で競り勝っている。

◆試合結果
フィリーズ  |0 0 0 0 0 1 0 0 0|1
ブルージェイズ|0 0 0 0 0 1 0 1 X|2

◆ア・リーグ ワイルドカード順位
1位 レイズ 72勝50敗 ゲーム差+2.5
2位 アストロズ 69勝52敗 +2.0
3位 ブルージェイズ 67勝54敗
<↑ ポストシーズン進出 ↑>
4位 マリナーズ 64勝55敗 2.0
5位 レッドソックス 63勝56敗 1.0 
6位 ヤンキース 60勝60敗 3.5

『MLB.com』でブルージェイズを担当するキーガン・マセソン記者は試合後に投稿した速報記事の中で、この日の左腕について「ユウセイ・キクチは、またしても素晴らしかった」と評した上で、「これでキクチは先発試合で1失点以下とした試合数を13試合とし、ショウヘイ・オオタニ、ブレイク・スネル、ケビン・ガウズマンを抜いてメジャー単独トップに躍り出た」と伝えた。

なお、オールスターブレーク後、好調を維持する菊池は、このゲームを含め6試合連続で自責点1以下としている。そんな左腕について、マセソン記者はこの記事の中で、「これまでのところ、キクチの低調だった2022年シーズンからは並外れた好転となっており、豪腕レフティはシーズンが進むにつれ良くなり続けている」と手放しで称賛を送っている。

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