【ハイライト動画あり】序盤に得点を重ねた日本通運（さいたま市）がHonda熊本（大津町）を振り切り準々決勝進出。都市対抗野球大会2回戦

日本通運 vs. Honda熊本

「第94回都市対抗野球大会」は20日（木）の7日目から2回戦に入り、25日（火）の決勝に向けて大会も後半戦に差し掛かっている。第2試合は1回戦でミキハウス（八尾市）に勝利した日本通運（さいたま市／南関東第1代表）と、西濃運輸（大垣市）を破ったHonda熊本（大津町／九州第1代表）の対戦となった。

日本通運はベテラン左腕・相馬和磨、Honda熊本は右腕・柳澤一輝と1回戦から先発を変えて臨んだこの試合。日本通運は1回表、3番・北川利生が一死1塁から2ラン本塁打を放って先制する。日本通運は3回表にも4番・森松裕次郎が一死1・3塁からセンターに犠牲フライ。続く5番・大谷昇吾もライトに2ラン本塁打を打ち込み、5点リードで3回を終えた。

Honda熊本も5回裏に反撃する。一死満塁のチャンスを迎えると、2番・中島準矢の遊ゴロで三塁走者が生還。続く3番・稲垣翔太はフライを打ち上げて攻撃終了と思われたが、センターが打球の行方を見失い、2者生還のタイムリー2塁打となる。日本通運のリードは2点に縮まった。

Honda熊本は7回裏にも一死1・2塁のチャンスを迎えるが、ここで得点できず。すると日本通運は8回表、4番・森松が一死3塁からレフト前にタイムリー安打を放って、6-3とリードを広げた。

日本通運は3人のリリーフ投手が無失点でしのぎ、Honda熊本を退けてベスト8入りを決めている。なお、本日の先制本塁打を放った北川利生は2試合通算で6打数6安打と絶好調だ。

◆試合結果
日本通運 ｜2 0 3 0 0 0 0 1 0｜6
Honda熊本｜0 0 0 0 3 0 0 0 0｜3

◆投手
・日本通運 ：○相馬和磨、庄司拓哉、松澤海渡、前田敬太
・Honda熊本：●柳澤一輝、高山大河、片山雄貴

◆本塁打
日本通運：北川利生（1号2ラン・1回）、大谷昇吾（1号2ラン・3回）

文：大島和人