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野球 コラム 2023年7月18日

【ハイライト動画あり】5本塁打が飛び交う空中戦。東海理化(豊川市)が日本製鉄かずさマジック(君津市)に勝って大会初勝利。都市対抗野球大会1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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東海理化 vs. 日本製鉄かずさマジック

「第94回都市対抗野球大会」は大会5日目を迎えており、19日(水)まで1回戦が続く。18日(火)の第2試合は東海理化(豊川市/東海第6代表)と、3年連続15回目出場の日本製鉄かずさマジック(君津市/南関東第2代表)の対戦だった。

12年ぶり6回目の出場となる東海理化が1回裏に先制。5番・畔上翔が二死1・3塁から左中間を破る2点タイムリー二塁打を放つ。試合はこの後、激しい「本塁打の応酬」となった。日本製鉄かずさマジックも2回表、6番・山城響が二死からライトにソロ本塁打。すると東海理化は5回裏、4番・門叶直己が二死2塁から左中間に2ラン本塁打を放ち、4-1とリードを広げる。

日本製鉄かずさマジックも7回表、6番・山城が無死1塁からこの試合2本目となる2ラン本塁打。1点差に追い上げた。しかし、東海理化は8回裏、6番・武藤健司が無死からライトスタンドの上段に打ち込むソロ本塁打。さらに二死3塁から1番・福本綺羅がセンター前にタイムリー安打を放ち、6-3と突き放す。

日本製鉄かずさマジックも9回表、代打・山田翔斗が一死からソロ本塁打を放ち追い上げる。さらに続く6番・山城がレフトフライの落球で出塁した。だが、このピンチは東海理化の2番手・河野太一朗がしっかり抑え、6-4で逃げ切っている。東海理化は6回目の出場で念願の都市対抗初勝利だった。

◆試合結果
かずさマジック|0 1 0 0 0 0 2 0 1|4
東 海 理 化|2 0 0 0 2 0 0 2 X|6

◆投手
・かずさマジック:金田泰成、橘朋 晃、森本昂佑、本定史好、山本晃希
・東 海 理 化:池田大将、河野太一朗

◆本塁打
・かずさマジック:山城 響(1号ソロ・2回)(2号2ラン・7回)、山田翔斗(1号ソロ・9回)
・東 海 理 化:門叶直己(1号2ラン・5回)、武藤健司(1号ソロ・8回)

文:大島和人

第94回 都市対抗野球大会 第5日 1回戦

【ハイライト動画】東海理化 vs. 日本製鉄かずさマジック

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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