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野球 コラム 2023年6月30日

メッツのレジェンド、大谷翔平への永久欠番使用許可に言葉を濁す

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平(エンジェルス)

エンジェルスの大谷翔平が、「3番・指名打者」でスタメン出場した現地6月29日(日本時間30日)のホワイトソックス戦で推定飛距離438フィート(約133.5メートル)の今季29号2ラン本塁打を放ち、自身の持つ球団月間最多本塁打記録を更新したのは既報の通り。

二刀流スターによる投打の勢いを止まるところを知らず、よほどのことがない限り、シーズンMVPは大谷がほぼ確定させたとも言える状況にあるわけだが、現在、歴史の目撃者となっている周囲には、「果たして今季レギュラーシーズンで大谷は最終的にどのような成績を残すのか?」。

あるいは「遂にポストシーズンで彼の勇姿が見られるのか?」と言った疑問がフワフワと漂っている。そして、多少興味のベクトルは異なるものの、今季終了をもって自由契約となる彼の去就もまた、大きな疑問符として人々の興味を引き付けている。

未曾有の巨額ディールとなることが予想されるため、すでに潤沢な資金力を誇る複数の球団が獲得候補に挙がっており、ニューヨーク・メッツもその1つと目されているのだが、現地紙『ニューヨーク・ポスト』は、大谷の今季29号はそっちのけで、同日電子版に「キース・ヘルナンデスがショウヘイ・オオタニに、彼の17番を上げる可能性について言葉を濁す」と題した大谷の去就に関連した記事を掲載している。

記事では冒頭で、「ショウヘイ・オオタニはもしメッツに入団するのであれば、少なくとも1つの障害と折り合いをつけなければならい」とした上で、かつて球団のレジェンドであるキース・ヘルナンデスがつけていた背番号17が、既にメッツの永久欠番となっている事実を指摘。

さらに、この日行われたメッツvs.ブルワーズの一戦で、解説者として実況席に入っていた当のヘルナンデスが、実況のゲリー・コーエンから大谷がメッツに入団した場合、背番号の使用許可を与えるかどうか問われた際、次のようなやり取りがあったと伝えた。

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